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トピックス

2017年03月17日

【今週の「気になる本」】『謝るなら、いつでもおいで』

川名壮志著/集英社

【今週の「気になる本」】『謝るなら、いつでもおいで』

【今週の「気になる本」】『謝るなら、いつでもおいで』

川名壮志著/集英社

「佐世保小6女児同級生殺害事件」を振り返る  非常に心を揺さぶられる本でした。そして、「なぜ揺さぶられたのか?」と考えさせられる本でした。  扱われているのは2004年に起きた「佐世保小6女児同級生殺害事件」...

2017年03月10日

【今週の「気になる本」】『俺はまだ本気出してないだけ』

青野春秋/IKKI COMICS

【今週の「気になる本」】『俺はまだ本気出してないだけ』

【今週の「気になる本」】『俺はまだ本気出してないだけ』

青野春秋/IKKI COMICS

明日から本気を出す1冊 今回ご紹介するのは、『俺はまだ本気だしてないだけ』。数年前に映画化され、話題になりましたが、久々に手に取ってやはり名著だと感じたので、レビューします。 主人公は、冴えない中年男の大...

2017年03月09日

「お金持ち」はなぜヘッジファンドに投資するのか?(第2回)

高橋成壽(ファイナンシャルプランナー)

「お金持ち」はなぜヘッジファンドに投資するのか?(第2回)

「お金持ち」はなぜヘッジファンドに投資するのか?(第2回)

高橋成壽(ファイナンシャルプランナー)

「ヘッジファンドは危険」のイメージはなぜ生まれたのか? 前回の記事 「お金持ちはなぜヘッジファンドに投資するのか?」では、海外のヘッジファンドを日本で販売している証券会社の方へのインタビューを通...

2017年03月05日

自由闊達、臨機応変。流しのウェイターが働く国(セネガル)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(19)石澤義裕(デザイナー)

自由闊達、臨機応変。流しのウェイターが働く国(セネガル)

自由闊達、臨機応変。流しのウェイターが働く国(セネガル)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(19)石澤義裕(デザイナー)

実は勤勉かつ合理的なセネガル人たち 身なりのこざっぱりした人ほど、フレンドリー。 走行距離15万kmの軽自動車に鞭を打ち、アフリカを放浪しています。 すべての登場人物が賄賂をタカってくるあこぎな...

2017年02月20日

あなたの心を破壊する!?「クラッシャー上司」に気をつけろ!

松崎一葉(筑波大学教授)

あなたの心を破壊する!?「クラッシャー上司」に気をつけろ!

あなたの心を破壊する!?「クラッシャー上司」に気をつけろ!

松崎一葉(筑波大学教授)

「ブラック企業」より根深い! 職場のメンタルの大問題   「上司」という存在は、ビジネスマンのメンタルに大きく影響するものの1つだ。上司から過剰なストレスを与えられた経験があったり、そういうケ...

2017年02月17日

【今週の「気になる本」】『おやすみ人面瘡』

白井智之著/KADOKAWA

【今週の「気になる本」】『おやすみ人面瘡』

【今週の「気になる本」】『おやすみ人面瘡』

白井智之著/KADOKAWA

奇抜な設定と本格ミステリの融合 著者・白井智之の書く小説は、これまでの3作品ともなんらかのSF的設定がある特殊なミステリだ。 デビュー作『人間の顔は食べづらい』では、ウイルスによって人以外の動物がほぼ死滅...

2017年02月13日

「暴言王」トランプ氏の英語はなぜ米国人の心を捉えたのか?

浅川芳裕(農業ジャーナリスト)

「暴言王」トランプ氏の英語はなぜ米国人の心を捉えたのか?

「暴言王」トランプ氏の英語はなぜ米国人の心を捉えたのか?

浅川芳裕(農業ジャーナリスト)

日本人にも真似できる説得力ある話し方の技術   「暴言王」と呼ばれながら、大方の予想を覆して米国大統領に当選したドナルド・トランプ氏。彼の発言は、なぜ多くの米国民の支持を受けたのか? トラン...

2017年02月09日

【今週の「気になる本」】『きよのさんと歩く大江戸道中記』

金森敦子著/ちくま文庫

【今週の「気になる本」】『きよのさんと歩く大江戸道中記』

【今週の「気になる本」】『きよのさんと歩く大江戸道中記』

金森敦子著/ちくま文庫

思いのほか快適そうな江戸時代の旅 時は文化4年(1817年)、出羽・鶴岡の裕福な商家のおかみであるきよのさんは、子育てもひと段落ついて余裕もできてきたということで、「お伊勢参り」に出発する。 単に伊勢まで行...

2017年02月03日

ムスリムなのに商売ベタ? 気まぐれな砂漠の民(モーリタニア)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(18)石澤義裕(デザイナー)

ムスリムなのに商売ベタ? 気まぐれな砂漠の民(モーリタニア)

ムスリムなのに商売ベタ? 気まぐれな砂漠の民(モーリタニア)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(18)石澤義裕(デザイナー)

儲ける気ナシ!?の砂漠流ビジネス モーリタニアのお茶は、日本の茶道より面倒。高い位置からコップに注ぎ、それをポットに戻すことを延々と繰り返し、3杯でワンセット。コップは使い回し。 人類発祥の地であ...

2017年02月03日

【今週の「気になる本」】『僕は写真の楽しさを全力で伝えたい!』

青山裕企著/星海社新書

【今週の「気になる本」】『僕は写真の楽しさを全力で伝えたい!』

【今週の「気になる本」】『僕は写真の楽しさを全力で伝えたい!』

青山裕企著/星海社新書

8ページの写真集を作ってみよう 『むすめと! ソラリーマン』 や 『スクールガール・コンプレックス』 などの作品集で知られる写真家・青山裕企氏が、自身が写真家になるまでの経緯を綴りつつ、「8°(ぱち)」を作るこ...

2017年01月27日

【今週の「気になる本」】『深夜のダメ恋図鑑』

尾崎衣良著/フラワーコミックス

【今週の「気になる本」】『深夜のダメ恋図鑑』

【今週の「気になる本」】『深夜のダメ恋図鑑』

尾崎衣良著/フラワーコミックス

ダメ男をバッサリ! 痛快恋愛バラエティ   書店で少女漫画やBL漫画を買うとき、いつも心の中で言い訳しています。「いや、これはあくまで姉に頼まれただけで、私が欲しいわけじゃないのですよ(嘘)」。「じゃあ...

2017年01月13日

【今週の「気になる本」】『神様の裏の顔』

藤崎翔著/角川文庫

【今週の「気になる本」】『神様の裏の顔』

【今週の「気になる本」】『神様の裏の顔』

藤崎翔著/角川文庫

複数人の述懐から「神様」の悪行が明らかに!? 神様のような人格者だった教師・坪井誠造が亡くなった。その通夜には教え子や隣人、経営するアパートの住人までが集い、誰もがその死を悼んでいた。しかし、偶然居合わせた7...

2017年01月08日

【今週の「気になる本」】『最古の文字なのか?』

ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガー著/文芸春秋

【今週の「気になる本」】『最古の文字なのか?』

【今週の「気になる本」】『最古の文字なのか?』

ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガー著/文芸春秋

洞窟の奥に眠る地味な秘宝を求めて 「文字」関連の書籍が大好きなもので、タイトルに惹かれて本書を購入。 で、結論から言うと、文字の起源についての話はほんのちょっとだけで、大半が著者のヨーロッパ洞窟探検紀行だっ...

2017年01月07日

「営業で一番大切なこと」はモロッコ人に教わった(モロッコ)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(17)石澤義裕(デザイナー)

「営業で一番大切なこと」はモロッコ人に教わった(モロッコ)

「営業で一番大切なこと」はモロッコ人に教わった(モロッコ)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(17)石澤義裕(デザイナー)

日本人も真似したい「怒涛のクロージング」 モロッコの昼飯。肉屋で肉を買い、直営の焼き場で焼いてもらいます。素材の旨みだけで勝負した焼肉。癖になる味です。 ホモ属の地球拡散を逆行する旅、軽自動車ヨ...

2016年12月30日

【今週の「気になる本」】『介護殺人』

毎日新聞大阪社会部取材班著/新潮社

【今週の「気になる本」】『介護殺人』

【今週の「気になる本」】『介護殺人』

毎日新聞大阪社会部取材班著/新潮社

介護者になったときストレスとどう付き合うか  介護疲れから愛する家族に手をかけてしまった被告人に、裁判員も涙を流す中、温情ある判決が下される。この本は、そんな描写をするだけに終わらない。加害者となってしまった...

2016年12月26日

【今週の「気になる本」】『A子さんの恋人』

近藤 聡乃著/KADOKAWA/エンターブレイン

【今週の「気になる本」】『A子さんの恋人』

【今週の「気になる本」】『A子さんの恋人』

近藤 聡乃著/KADOKAWA/エンターブレイン

すべての「優柔不断」な人々に  年末年始で、家でまったりと本を読みたい。何を読もうか迷っていらっしゃる方々に、『A子さんの恋人』をご紹介したいと思います。主人公のA子(えいこさん)を中心に、友達や家族と絡まりあ...

2016年12月20日

残業を減らしながら業績を上げている会社は、何をしているのか?

良品計画/リクルートスタッフィング/パシフィックコンサルタンツ/ヤフー

残業を減らしながら業績を上げている会社は、何をしているのか?

残業を減らしながら業績を上げている会社は、何をしているのか?

良品計画/リクルートスタッフィング/パシフィックコンサルタンツ/ヤフー

「長時間労働が成果を生む」は間違いである   〔株〕良品計画 「業務の標準化」で仕事のムダを排除  業務標準化委員会・石崎雅巳氏  良品計画が本部での「ノー残業デー」を導入したのは...