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トピックス

2016年11月18日

【今週の「気になる本」】『スローモーションをもう一度』

加納梨衣著/ビッグコミックス

【今週の「気になる本」】『スローモーションをもう一度』

【今週の「気になる本」】『スローモーションをもう一度』

加納梨衣著/ビッグコミックス

あの素晴らしい80年代をもう一度! 前回の錯乱した書評、早く消えてくれないかな。深夜だったんですよ、あれ書いたの。 さて、今回(ちゃんと)ご紹介するのは、『スローモーションをもう一度』。80年代カルチャーが...

2016年11月17日

トランプ本訳者が語る「トランプ氏の意外な一面」とは?

月谷真紀(翻訳家)

トランプ本訳者が語る「トランプ氏の意外な一面」とは?

トランプ本訳者が語る「トランプ氏の意外な一面」とは?

月谷真紀(翻訳家)

実は典型的なエリートビジネスマン? 2016年のアメリカ合衆国大統領選挙は、大方の予想を覆す逆転劇で共和党のドナルド・トランプ氏が、民主党のヒラリー・クリントン氏を破り、次期大統領に決まった。2016年11月...

2016年11月10日

トランプ氏成功の秘密は「朝型」にあった!?

桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)

トランプ氏成功の秘密は「朝型」にあった!?

トランプ氏成功の秘密は「朝型」にあった!?

桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)

トランプ、シュルツ、田中角栄……あの成功者たちは、「朝一番」で何をしているのか? 古今東西見回してみると、朝型の成功者はたくさんいる。古くは歴史上の偉人から、近代の政治家、そして文化人、...

2016年11月04日

【今週の「気になる本」】『殺人出産』

村田沙耶香著/講談社文庫

【今週の「気になる本」】『殺人出産』

【今週の「気になる本」】『殺人出産』

村田沙耶香著/講談社文庫

既存の価値観を揺さぶられる異色作 第155回芥川賞を受賞した著者。受賞作のタイトル『コンビニ人間』も非常に印象に残るが、本書はそれ以上だ。命を奪う行為である「殺人」と、命を生み出す行為である「出産」。そ...

2016年11月03日

「氷の国」だけに情熱が足りない!?(アイスランド)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(15)石澤義裕(デザイナー)

「氷の国」だけに情熱が足りない!?(アイスランド)

「氷の国」だけに情熱が足りない!?(アイスランド)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(15)石澤義裕(デザイナー)

最果ての金満国家にて 先行き不透明なこの時勢に、終わりなき世界一周を続けて11年。老後の話を一秒もしない、未来予想図のない夫婦ものです。 先日、北極圏の玄関口で結婚18周年を迎えました。2年後の結成20...

2016年10月28日

【今週の「気になる本」】『秘島図鑑』

清水浩史著/河出書房新社

【今週の「気になる本」】『秘島図鑑』

【今週の「気になる本」】『秘島図鑑』

清水浩史著/河出書房新社

南鳥島や沖ノ鳥島、硫黄島といった有名どころから、南硫黄島、沖大東島など比較的マニアックな島、そしてどう見ても島というより「岩」というところまで、人を寄せ付けない「秘島」を集めたのが本書。「本邦初の行けない島ガイド...

2016年10月21日

【今週の「気になる本」】『春宵十話』

岡 潔著/光文社文庫

【今週の「気になる本」】『春宵十話』

【今週の「気になる本」】『春宵十話』

岡 潔著/光文社文庫

「数学は情緒の表現である」と語る数学者の随筆集  1901〜78年に生きた一流の数学者が、戦後の教育や日本文化などについて考えを述べた随筆集。さまざまなテーマを扱っているので、人によって関心を持つ箇所も違うでしょう...

2016年10月14日

【今週の「気になる本」】『ストップ!! ひばりくん!』

江口寿史著/集英社

【今週の「気になる本」】『ストップ!! ひばりくん!』

【今週の「気になる本」】『ストップ!! ひばりくん!』

江口寿史著/集英社

終わらない日常の中で「かわいい女の子」と戯れるチート感 「いやいや、コレは女の子だろ」と突っ込みたくなるのは主人公のひばり君。   かつて週刊少年ジャンプで連載していた元祖「男の娘」漫画『ストッ...

2016年10月07日

【今週の「気になる本」】『Hanako FOR MEN』

特別保存版:肉が好き。/マガジンハウス

【今週の「気になる本」】『Hanako FOR MEN』

【今週の「気になる本」】『Hanako FOR MEN』

特別保存版:肉が好き。/マガジンハウス

『美味しい肉が食べたくなったら…!』 肉!  肉!!   肉!!! とにかく、最初から最後まで肉で埋め尽くされている。 『Hanako FOR MEN』は、女性向け情報誌『Hanako』の男性版として、2009年に創...

2016年10月05日

真面目だけれど不器用。「商売繁盛」はまだまだ遠い(ブルガリア)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(14)石澤義裕(デザイナー)

真面目だけれど不器用。「商売繁盛」はまだまだ遠い(ブルガリア)

真面目だけれど不器用。「商売繁盛」はまだまだ遠い(ブルガリア)

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(14)石澤義裕(デザイナー)

歴史はあれど、EUでの存在感は希薄 陽気なトラックドライバー。 違法ではないけれど不適切な軽自動車に股がり、南アフリカを目指す熟年放浪夫婦です。 生活費を稼ぎながら旅を続けるハイブリッド生活も...

2016年10月05日

シンガポールで日本企業が「不人気」な理由とは?

柴田昌治(スコラ・コンサルトプロセスデザイナー代表)

シンガポールで日本企業が「不人気」な理由とは?

シンガポールで日本企業が「不人気」な理由とは?

柴田昌治(スコラ・コンサルトプロセスデザイナー代表)

「できる人」こそ会社を滅ぼす? 「誰よりも遅くまで働き、大量の仕事をこなしている」「目標数値に向けてがむしゃらに働いている」……そんな「できる人」こそが会社を滅ぼすと主張するのが、国内...

2016年09月30日

【今週の「気になる本」】『言霊たちの反乱』

深水黎一郎著/講談社文庫

【今週の「気になる本」】『言霊たちの反乱』

【今週の「気になる本」】『言霊たちの反乱』

深水黎一郎著/講談社文庫

感心しながらも笑える「言葉遊び」の技巧 言葉遊びを仕込んだ小説というと、筒井康隆の『残像に口紅を』など、いくつか思いつくものがある。しかし、どれも大概そのアイデアに感服したり、「この制限の中でこれだけの文章を...

2016年09月23日

【今週の「気になる本」】『東京でさがしてみました、素敵なパリを。』

ギャップ・ジャパン

【今週の「気になる本」】『東京でさがしてみました、素敵なパリを。』

【今週の「気になる本」】『東京でさがしてみました、素敵なパリを。』

ギャップ・ジャパン

帯コピーは「パリが好き。」 健康志向の高まりやシニア層の増加が要因かと思われるが、最近、どこの書店でも「散歩」コーナーが盛況だ。 東京の下町歩き、京都の路地裏歩き、横浜の歴史散歩といった「定番もの」から...

2016年09月17日

【今週の「気になる本」】『わたしを連れて逃げて、お願い。』

松田洋子著/エンターブレイン

【今週の「気になる本」】『わたしを連れて逃げて、お願い。』

【今週の「気になる本」】『わたしを連れて逃げて、お願い。』

松田洋子著/エンターブレイン

悲劇なのに、どこか笑える迷走ロードムービー 今回ご紹介する1冊は、『わたしを連れて逃げて、お願い』。主人公は、過干渉で厳格な祖父母に育てられている、福田日芽(ひめ)。家と学校の往復を強いられる生活に嫌気がさし...

2016年09月14日

【今週の「気になる本」】『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』

柴 那典著/太田出版

【今週の「気になる本」】『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』

【今週の「気になる本」】『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』

柴 那典著/太田出版

「電子の歌姫」は、突然、誕生したのではない  タイトルのように「世界」を変えたのかはともかく、初音ミクが日本の音楽シーンに大きな影響を与えたことは事実でしょう。確かにkz(livetune)やryo(supercell)、米津玄師とい...

2016年09月12日

日本一乗りたいローカル線「五能線」の現場力

遠藤功(ローランド・ベルガー日本法人会長)

日本一乗りたいローカル線「五能線」の現場力

日本一乗りたいローカル線「五能線」の現場力

遠藤功(ローランド・ベルガー日本法人会長)

「お荷物」の赤字ローカル線はなぜ生まれ変わったのか? リゾートしらかみ(写真提供:JR東日本秋田支社)。 「日本一乗りたいローカル線」と呼ばれる路線がある。それが秋田県北部と青森県津軽地方を結ぶ...