2026年07月23日 公開

つい相手の欠点を指摘してしまう。励ますつもりが、
※本稿は、吉井奈々 著『なぜか、また会いたくなる 感じのいい人の心がけ帳』(PHP研究所)より、内容を一部抜粋・編集したものです。
「ここがダメなのよ」といきなり指摘する。
その瞬間、相手の心の中の電気はふっと消え、「じゃあ、どうしたらいいの?」と迷子になってしまいます。感じのいい人は、まず「ここまではよかったよ」と相手ができたことをあたたかく認めます。その安心感があってはじめて、心は「もっとよくしよう」という前向きな改善へと動き出せるからです。
いきなり否定するのではなく、いったん相手を認めたうえで、アドバイスをする。
そのやさしさが相手のやる気を引き出し、信頼と成長を育てていきます。
「あなたなら(奈良)大丈夫」
「あなたにしか(鹿)できない」
この言葉に、必ずしも根拠はいりません。むしろ理由を並べすぎると、それがうまくいかなかったときに、相手の足を止めてしまうことがあります。
無条件でただ信じてもらえる。それだけで、「この人は自分の可能性を見てくれている」と、心が軽くなることがあります。根拠がないからこそ、揺るがない。無敵の安心感です。
「私にはわかるの」というひとことが相手の背中をそっと押し、次の一歩を育みます。
「やればできるね」という言葉は、上から目線の「評価」に聞こえてしまうことがあります。
感じのいい人が大切にしているのは、自分の心がどう動いたかをそのまま伝えること。
評価はときにジャッジにもなりますが、感動は同じ目線でよろこびを分かち合える言葉です。
うまく整った言葉よりも、「いいなと思った気持ち」を飾らずに伝える。
その素直なひとことが相手の自信を育て、「また頑張ろう」と思える力になります。
更新:07月23日 00:05