THE21 » カルチャー&トレンド » 「東京ゲームショウ2026」に行ってみた 歩くだけでも楽しい会場の魅力
2026年09月17日 公開

2026年9月17日、「東京ゲームショウ2026」が開幕しました。
今年は東京ゲームショウ30周年。9月21日までの、史上最長となる5日間にわたって開催されます。出展社数は国内540社、海外598社の計1138社。53の国・地域から企業・団体が参加し、出展社数、参加する国・地域の数ともに過去最多となりました。
今回は編集部が会場を取材。実際に歩いて感じた会場の様子と、盛り上がりを見せるゲーム市場についてレポートします。

幕張メッセの展示ホールに一歩入ると、目の前には各社の巨大なブースがずらり。
大型スクリーンには迫力あるゲーム映像が流れ、キャラクターを再現した大きなオブジェや、コスプレイヤーの姿も。ゲームの世界観をそのまま会場に持ち込んだような展示も多く、歩いているだけであちこちに目を奪われます。
ゲーム市場の盛り上がりを肌で感じられますが、実際に数字を見てみても、ゲーム市場は世界的に成長を続けていることがわかります。
編集部では3年前から東京ゲームショウを取材していますが、ここ数年、とくに感じるのが海外のゲーム会社の存在感です。
今年は過去最多となる53の国・地域が参加。会場を歩いていると、北欧や東南アジア、中東など、日本ではまだあまり知られていない地域のゲーム会社のブースも目に入ります。

オランダのゲームスタジオ「Blast Zero」による新作ゲーム『キャッ党忍伝てやんでえ ~復活のニャンキー! やっぱり明日は日本晴れ!』のブース
こうした会場のにぎわいを見ていると、ゲームがいまや世界規模の産業になっていることも実感します。
『ファミ通ゲーム白書2026』によると、2025年の世界ゲームコンテンツ市場は前年比3.5%増の32兆1024億円。家庭用ゲーム、PCゲーム、モバイルゲームのすべてが前年を上回りました。
さらに近年では、さまざまな国がゲーム産業の育成に力を入れています。たとえばサウジアラビアでは、国家戦略「Vision 2030」の一環として、ゲームやeスポーツ産業の育成を進めています。

『ファイナルファンタジーVII リベレーション』(スクウェア・エニックス)のブース
もちろん、日本のゲーム市場も盛り上がっています。
『ファミ通ゲーム白書2026』によると、2025年の国内ゲームコンテンツ市場は前年比8.0%増の2兆5885億円。Nintendo Switch 2の発売による家庭用ゲーム市場の回復などが、市場の成長を後押ししました。
2025年の国内家庭用ゲームソフト販売ランキングでは、Nintendo Switch 2用ソフト『マリオカート ワールド』が推定266万8381本を販売し、年間1位に。
そのほか、『Pokémon LEGENDS Z-A』や『モンスターハンターワイルズ』、『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』など、おなじみのシリーズ作品も上位に入りました。

『ペルソナ4 リバイバル』(アトラス)のブース

『デカポリス』(レベルファイブ)のブース
東京ゲームショウと聞くと、「ゲームにものすごく詳しい人が行くイベント」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも実際に歩いてみると、必ずしもそうではありません。
発売前のゲームを試遊したり、ステージイベントを見たりするのはもちろん、巨大な展示を眺めたり、知らなかった海外ゲームのブースをのぞいたり。ゲームをプレイしなくても、会場を歩いているだけで楽しめるものがたくさんあります。
Sanrio Gamesのブースでは、クロミによるDJパフォーマンスを楽しめました
東京ゲームショウ2026は9月21日まで開催。9月17日、18日はビジネスデイで、一般公開日は19日から21日までです。
新作ゲームをいち早く遊んでみたい人はもちろん、海外のゲームが気になっている人も、会場を歩けば思いがけない作品との出会いがあるかもしれません。
更新:09月17日 00:05