2020年01月06日 公開
2023年02月24日 更新
執筆中に集中力が落ちたとき、鈴木氏は「キーボードを叩く指先に意識を集中する」ことが多いという。
「気が散る状態とは、『今・ここ』以外に心がとらわれること。これを戻すには、五感に意識を向けるのが一番です。指先の感覚にフォーカスすることで、『今・ここ』に意識が戻り、雑念を払えます」(鈴木氏)
一方、人によっては、「ミスタッチ」で集中力が途切れることもある。これにはどう対処すればいいだろうか。
「それは、速く打ち過ぎているせいだと思われます。どれだけ速く打っても、人間の思考には追いつきません。するとイライラして集中力が乱れ、ミスタッチを招き、ますます意識が乱れる悪循環が起こります」(鈴木氏)
キーボード入力は「速く」よりも「丁寧に」することが、集中力維持の秘訣だ。
「入力を遅くしたほうが、作業全体は早く済む、という研究結果が出ています。ゆっくり丁寧に、と意識することで、パフォーマンスも集中力もアップするのです」(鈴木氏)
更新:11月25日 00:05