2018年04月27日 公開
2023年03月16日 更新
あなたは日頃、係わる人に、分け隔てなくコミュニケーションが取れているでしょうか。
それは大切な取引先や職場の人にとどまりません。買い物をするコンビニの店員、すれ違う警備員や清掃員への挨拶。あるいは、電車やバスで隣り合った人への気遣いのひと言。こうした場で「おはようございます」や「ありがとうございます」がパッと出てこない人は、いざ仕事の場でも肝心のひと言が出てきません。しかし、常日頃から「ありがとう」が言えている人は、たとえば、営業先でお茶を出されたときも、心のこもった「ありがとうございます」がすんなりと出てきます。
いわば、コミュニケーションスキルは“筋肉”と同じです。一流のスポーツマンだって試合前の筋肉のウォーミングアップや練習が欠かせません。普段から使っているからこそ、いざというときも思うように使いこなすことができるのです。
コミュニケーションが苦手という人は、日々出会う人に声をかけていくことが筋トレになります。それだけでコミュニケーションの基礎体力は高められていきます。
笑顔も同様です。笑顔は、まさに表情筋という筋肉で作られます。日頃から笑顔を忘れている人は、表情筋の筋トレ不足。その場だけ急にとりつくろうとしても、ぎこちないし、気を抜くとすぐ元の顔に戻ってしまいます。笑顔が素敵と言われる人は、顔立ちや生まれつきのおかげではなく、日頃の行ないから作り上げたものなのです。
魅力的に見える笑顔の筋トレとしてお勧めなのは、言葉の最後に、「イ」という口の形を作るトレーニングです。
「おはようございます(イ)」
「またご一緒しましょう(イ)」
というように意識しましょう。そうすると、いつもニコニコと笑顔をたたえている人という好印象を残すことができます。
更新:11月08日 00:05