2017年08月13日 公開
2023年03月23日 更新
通勤や営業での電車の移動時間、あなたは何をしていますか?
多くの人が、LINEをしたり、フェイスブックをチェックしたりなどスマホを見ながら手持無沙汰な時間を紛らわしているのではないでしょうか。
ただ、このスマホを見るという行為自体が、目の疲れや肩のコリ、体の緊張を助長する行為なのです。
それならばいっそのことスマホを見るのをやめて、筋膜リリースで気になるお腹周りを引き締めてみてはいかがでしょう。
やり方は超カンタン。
まず、電車の進行方向と逆の手でつり革を持ちます。そのとき下のイラストのように足を交差させるのがポイント。あとは体を進行方向にちょっと傾けるだけ。
特に電車の発進時などは体が電車の進行方向とは反対の方向に引っ張られるため、肩甲骨周りからわき腹にかけての筋膜リリースが効率的に行えます。この時、つり革を持った手を内側にひねったり、外側にひねったりすると負荷のかかる場所が変わり、よりリリース効果が高まります。
結果、腹斜筋の動きがよくなり、お腹周りの引き締め効果が望めるのです。
片方やったら、反対側もやりましょう。ただ、混雑時は人の迷惑になるので控えておくことをおすすめします。
駅やビルなどにあるエスカレーター。
あなたは「歩いて上る派」? それとも「立ったまま、ゆっくり上る派」?
ちなみに私は「立ったまま、ゆっくり上る派」です。なぜなら、エスカレーターは太もも裏側のハムストリングやふくらはぎの筋膜をリリースするのに効果的な場所だからです。
では、その方法を説明しましょう。
まず、エスカレーターに乗ったら片足を上のステップにかけてください。
下のステップの足はかかとを後ろにずらし、ステップから少し落とします。
そうしたら、今度は坐骨を後ろに引くようなイメージで前傾していきましょう。
このとき背中が丸くならないように注意してください。
かかとを落としたほうの脚の裏側に伸びを感じたらリリース終了です。
反対側の足も同様に行いましょう。
特に、営業職で外周りをしている人や立ち仕事の人は脚や腰にかなりの疲労がたまりますので、このエスカレーターでの筋膜リリースはおすすめです。ぜひ試してみてください。
膝裏や腰の痛みの緩和や予防にも効果がありますよ。
更新:11月23日 00:05