2017年06月06日 公開
2021年08月30日 更新
自分ファーストな連中が得意とする怒鳴ってコトを優位に進める仕事術は、タクシードライバーがお見事でした。
住宅街の片道一車線の道路です。
夕方だからか、大渋滞。
ボクらの乗ったタクシーは渋滞に鼻先を突っ込むなり、怒号炸裂、ほぼ絶叫。
運転席から顔を出して、前後左右すべてのドライバーに向かって、下がれだの、進めだの、右へ寄れだの怒鳴り続けて交通整理。
怒鳴り返すドライバーもいますが、お、やるかっとばかりにシートベルトを外して見せ、今にも飛びかからんばかりの一芝居と咆哮。それでも怯まない相手には、ドアを開けるところまで挑発しますが、決して外には出ないあたりは、基本的に対話志向です。
意外とこの恫喝交通整理が効くのです。
ちゃっかりと自分の車の前だけスペースを広げて、躊躇なく反対車線を爆走。対向車があれば、やはり怒鳴ってこれを排除して、がんじがらめの大渋滞を切り抜けた腕前。たいしたものです。
自分ファーストの基本は、先手の恫喝。そして決して怯まぬこと、です。
そんなガーナ人ですが、意外にも人前でタバコを吸いません。
タバコは、イケてないとのことです。
その美意識は、日本人が見習いたいものです。
子供たちも大人に負けずに怒鳴ります。チントンシャーン。意味不明ですが、たぶん中国人やーい、ですね。
更新:11月23日 00:05