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億万長者になるには? 「稼ぐ人の習慣」を学ぶための書籍3選

2026年03月03日 公開

本の要約サービス「flier(フライヤー)」

億万長者

ビジネス書を中心に、1冊10分で読める本の要約をお届けしているサービス「flier(フライヤー)」(https://www.flierinc.com/)。これまで約4,200冊の書籍をご紹介してきました。

本記事ではフライヤー編集部が、特にワンランク上のビジネスパーソンに読んでほしい本をピックアップ。今回は「稼ぐ人の習慣」をテーマに、選りすぐりの3冊をお届けします。

 

富裕層は「○○との約束」を守り通す

『億までの人 億からの人』(田中渓/徳間書店)

「稼げる人とそうでない人は、何が違うのだろう」――。その疑問を明らかにしたのが、『億までの人 億からの人』(田中渓/徳間書店)。本書は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2026」で総合グランプリと経済・マネー部門賞に輝いた、いま話題の一冊です。

著者はゴールドマン・サックスに17年間勤め、投資の第一線で活躍してきた田中渓氏。「兆円」資産家や海外王族を含む富裕層300人以上と交流してきた経験から、富裕層の思考、行動、時間術、生活習慣をまとめたのが本書です。

印象的なのは、富裕層は「自分との約束を必ず守る」という部分です。たとえば「寝る前に毎日10分、英語の勉強をしよう」と決めたとします。よほど強い意志を持たない限り、数カ月、早ければ1カ月も経たないうちにフェードアウトし、その決意すら忘却の彼方に消えていくでしょう。ところが富裕層は、必ずそれをやり抜きます。仕事や付き合いが忙しくても、自分が「やる」と決めたことを最優先するのです。

「自分で意思決定すること」。これが富裕層を含む、すべての投資家が持つ“絶対的な共通点”だと言います。自らの頭で考え、判断し、そして行動することは大変ですし、のんべんだらりと過ごすほうが楽に違いありません。ですが、あなたが「稼ぐ人」になりたいなら、その思考と行動を変える必要があります。まずは本書を読んで、富裕層マインドに触れてみてください。大いに刺激を受けることに違いありません。

 

100年語り継がれる、あまりにシンプルな「大富豪の法則」

『バビロン大富豪の教え』(ジョージ・S・クレイソン/文響社)

さまざまな財テクが登場しては消えていく中、100年以上も読み継がれ、いまなお色褪せない「普遍の真理」を教えてくれるのが『バビロン大富豪の教え』(ジョージ・S・クレイソン/文響社)です。

本書で説かれる教えは、いたってシンプル。その代表が、「収入の十分の一を貯金し続けなさい。そしてお金が貯まったら適切なアドバイザーの助言をもとに、堅実な投資を実践する。するとお金がお金を生む状態となり、定期収入が入ってきて金銭的な成功に近づくでしょう」というものです。

本書では、「収入の十分の一を貯金する」ことでバビロン一のお金持ちになった人物・アルカドが、富を手にするための「七つ道具」を人々に語る場面があります。第一の道具から「収入の十分の一を貯金せよ」「欲望に優先順位をつけよ」「貯えた金に働かせよ」「危険や天敵から金を堅守せよ」……と続きますが、注目したいのは第七の道具「自分こそを最大の資本にせよ」です。

漠然と「お金持ちになりたい」と願うのではなく、「金貨5枚欲しい」というような明確な願望を持って努力をすること。そのためには自ら学び、仕事の腕に磨きをかける必要があります。そのプロセスでは自分に対する自信が生まれ、結果的に富を得ていくことができるだろう――そう説くのです。
玉石混交の情報が入り乱れるいまの時代こそ、あらためて読み直したい一冊です。
 

「幸せなお金持ち」はアフター5に何をしているのか

『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(嶋村吉洋/PHP研究所)

かの出口治明氏は、著書の中で「仕事は人生の3割程度で、残りの7割は食べて、寝て、遊んで、子どもを育てている」と述べています。ここには「仕事にばかりに精を出さず、自分の人生を生きなさい」というメッセージが込められています。

会社員であれば、忙しくても終業後は「自分の時間」として自由に使えるはずです。そしてこの「アフター5」の使い方が、「幸せなお金持ち」と「普通の人」を分ける――と説くのが、『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(嶋村吉洋/PHP研究所)です。

本書によると、「幸せなお金持ち」はアフター5に「仲間(=コミュニティ)作り」をしているのだそう。「定年を迎える前に、社外の人脈を築いておけ」とはよく言われますが、日々の忙しさにかまかけてつい後回しになってしまうもの。ですが、定年後も「お金」と「幸せ」の両方を手にし続けるためには、仲間の存在は欠かせません。

たとえば、定年後に「自分の店を開きたい」という目標がある場合、仲間がいれば開業前から情報やアイデアが集まりやすく、開店後も客として何度も足を運んでくれるかもしれません。苦境に陥っても、仲間同士で応援したり助け合ったりしながら乗り越えていけるでしょう。そして何より、定年後の「孤独」を回避することができます。

本書では「普通の会社員」がアフター5を利用して、無理なく社会資本・人的資本・金融資本を築く方法が書かれています。「幸せなお金持ち」になりたいなら、必ず読みたい一冊です。

 

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