2017年06月06日 公開
2021年08月30日 更新
そうそう雨に降られないのですが、西アフリカは雨期に突入しています。
ときどきお目にかかる1~2時間程度のスコールが、天地創造級です。
先日、幹線道路が完全冠水。迂回路は、あろうことか緑豊かなジャングル。凸凹が麗しい100%ピュアな泥道です。
象の一団が通りかかりそうな村道には、当然のように大きな水たまりが多々ありまして、我が家の軽自動車にとっては、もはや池。ワニが泳いでいても驚かないレベルです。
撤退する勇気を持ち合わせてないか弱き夫婦なので、泣く泣く突撃しました。
十戒のように広がる激しい波。フロントガラス全体にかかる茶色い泥水。巨大な石にぶつかったような衝撃と、車の悲鳴。アクセルを踏みながら、絶叫。
車が壊れる前に、ボクらが逝きそうです。
サハラ以南のアフリカで、初めてヨーロッパから独立を得たガーナ。
その鮮やかな独立ぶりから、アフリカらしからぬ文明の香りと、インテリっぽい印象を受けたものですが、今のところ、世界一立ち小便が多い国ではないかと存じます。
彼らの逃げ隠れしない遠慮のない放水プレーは、しゃがんで用を足すイスラム教の薄まりを感じさせ、テロ事件が多い昨今ですから、立ち小便は安心の風物詩です。
またガーナは、恐れ多くもイギリス連邦の一員。路地裏の仕舞屋のおばさんまで、普通に英語を話します。
意味不明のフランス語を聞かずにすみ、肩の力が抜けたところです。
もし英語学校を経営したい起業家がいましたら、ガーナをオススメします。
彼らの英語はカタカナっぽいので、日本人の耳に優しいです。
ビザをとるのが厄介ですが……。
更新:11月23日 00:05