THE21 » ライフ » 理想の「朝時間&夜時間」の過ごし方とは?

理想の「朝時間&夜時間」の過ごし方とは?

2015年06月30日 公開
2024年06月27日 更新

池田千恵(朝イチ業務改革コンサルタント)

朝と夜の過ごし方が、1日の充実度を決める!

この7月1日から「公務員の朝型勤務」が始まるなど、注目が高まっている「朝活用」。ビジネスマンが平日自由に使える時間である、始業前の朝と退社後の夜の時間。この時間をどう使うかが、この朝活用の充実度を決めるカギとなる。会社員時代から「朝4時起き」の習慣を続けている池田千恵氏に、ビジネスマンにお勧めの「朝と夜の習慣」を教えてもらった。

 

池田さんが考える「朝型」のメリットとは?

前向きになれる

仕事で嫌なことがあったり、失敗やミスをすると、夜はそれを思い返してクヨクヨしがち。だが早起きして太陽の光を浴びると、幸福感を感じるセロトニンという脳内物質が分泌されるため、自然と前向きな気分になれる。

段取り力がつく

早起きするには早寝が不可欠なので、就寝時間から逆算して、「20時に夕食を摂り、22時に入浴する」といった段取りを常に意識するように。退社時刻もおのずと決まるので、限られた時間で効率よく仕事をするようになる。

自信が持てる

早起きは誰かに強制されたわけではなく、あくまで自発的に行なうもの。だからこそ、「自分の意志でやりとげた」という達成感を得やすい。小さな習慣に思えても、それが365日積み重なれば、非常に大きな自信になる。

健康になる

生活のリズムが整うので、自然と体調も良くなる。早寝早起きでぐっすり眠れば、前日の仕事の疲れもすっきり解消し、ストレスも溜まらない。便秘解消や肌荒れの改善といった女性に嬉しい健康効果も多いそうだ。

次のページ
理想の朝~夜の過ごし方シミュレーション >

著者紹介

池田千恵(いけだ・ちえ)

〔株〕朝6時代表取締役

福島県生まれ。二度の大学受験失敗を機に早起きに目覚め、半年の早朝勉強で慶應義塾大学総合政策学部に入学。ワタミ㈱、ボストン コンサルティング グループを経て、2009年に独立。始業前の時間を有効活用する大人の学び場「Before9プロジェクト」を主宰。著書に、『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(PHP文庫)など。

THE21 購入

2024年12月

THE21 2024年12月

発売日:2024年11月06日
価格(税込):780円

関連記事

編集部のおすすめ

「オス化」はNG! 働く女性の「評価されるコツ」

太田彩子(営業部女子課の会代表理事)

<プロの出張術>いつでも即座に「仕事モード」に!

上田渉(株式会社オトバンク代表取締役会長)

「メモ」の達人が教える12のテクニック

坂戸健司(クリエーター/ビジネスプランナー/コンセプター)