今回紹介する文房具は「ハーフイヤー ミーニング・ノート」です。こちらの文房具は、山田智恵さんが考案された「ミーニング・ノート」という考え方をベースにして、できた手帳です。
ミーニング・ノートについての詳細は、ぜひ金風舎から出ている『新版 ミーニング・ノート』(山田智恵著)という本をご覧いただければと思いますが、要は、「1日にチャンスを3つ書いて、見返すとよい」ということです。
とはいえ、「チャンスって言われても、1日に3つもない」と思われる方も多いと思います。そこで、一般的にチャンスと言われるようなものだけでなくて、小さな良かったことも書くようにすると良いとか。
私の場合は、昔、仕事でお世話になった方から連絡があったといったことだけでなく、忘れていたものが見つかったとかを書いています。それだけでなく、山田さんは失敗を「スパイシー・チャンス」と呼ぶようにしていて、それも書きます。私の場合は、最初のうちはスパイシー・チャンスばっかりでした。
チャンスを書き留めていくと、つながりに気が付き、自分の中で意味づけを見いだせるようになります。
私がこの文房具が良いと思う点は4つあります。
1つ目は日付の欄が印字されていないことです。曜日だけ書かれているので、好きな日から始めることができます。ページは半年分(26週分)あります。
手帳などが長続きしない人っていると思います。感情にも波があります。思い立った日にまた再開することができると、気楽に付き合えます。
2つ目は表紙の紙質です。山田さんによると、持っていてテンションがあがる表紙にしたいと思われていて、かなりこだわったそうです。ダイヤボードという用紙で、辞書の表紙にも使われているようです。
3つ目は2週間分のタイムスケジュールがついているので、直近についてどう過ごすかを考えることができます。
4つ目は、サイズです。A5サイズなので、持ち運ぶのが楽です。休みの日に早起きして、ミーニング・ノートを片手に、人のまばらなカフェに行って、コーヒーを飲みつつ、振り返りをするというのが私の理想の過ごし方です。
私は今の週に相当するところに、75ミリ×50ミリのふせんを貼り付けて、そのふせんに、急ぎではないが、重要だと思うことについて記載し、定期的に見返しています。
ミーニング・ノートを活用して、新しい年をますます良い年にしていきたいと思います。
《写真提供:〔株〕ダイジョーブ》
更新:10月14日 00:05