2018年01月04日 公開
2024年12月16日 更新
タイプ①の方々は、意識が高く、時間があり、すでに運動習慣があるはずなので、とくにアドバイスはありませんが、あえて一つ挙げるなら「過信」に注意していただきたいところ。
最初に述べたとおり、年齢とともに運動能力は落ちます。若い頃と同じ運動量をこなそうとするのはケガやトラブルのモト。翌日に疲れが残るようなら、運動量を減らすなどの調整を心がけましょう。
また、40代以降の愛好者が多いであろうゴルフには要注意です。実は年間200人もの人がゴルフ中に突然死しており、このうち最も多いのが、最後のパットで、緊張によって脳卒中などを起こすケース。若い頃からずっと続けている人も過信は禁物です。
運動経験がないタイプ②の人は、運動をすることへのハードルを低くすること。いきなりジムに通う、道具一式を揃えるなど、形から入ろうとすると長続きしません。
ですから、「生活の延長線上」でできるトレーニングから始めるのがベストです。通勤時にひと駅手前で降りて歩く、エスカレーターではなく階段を使う。慣れてきたら毎晩10分のストレッチを加える、それにも慣れたらジムの初心者用レッスンを試してみる──というふうに、少しずつ負荷を上げていくと良いでしょう。
タイプ③の方々も、タイプ②と同じく生活の延長線上でできることをしましょう。ただし②のように運動入門のためではなく、「時間の有効活用」が主目的。基礎力はあるので、②よりも高い負荷の動きをスーツのままキビキビ行なうイメージです。
たとえば、ひと駅手前から歩くときは速足にする、カバンにペットボトルを2本入れる、椅子に座りながら1分間だけ腰を浮かせて「空気椅子」をする、重い荷物を運んでいる同僚がいたらその役割を買って出る……などがお勧めです。
タイプ④は、経験不足が最も危険を呼ぶタイプ。手早く効果を得ようと考えて方法を誤り、時間をムダにしたり、無理をしてケガをしたりする可能性が高いのです。ここは「自己流は厳禁」と心得て、まず情報収集をすることが必要。効率的な筋肉の使い方やケガをしない身体の動かし方を知りましょう。
本やネットで調べる際は、「初心者」というキーワードを意識しましょう。運動に慣れた人向けの情報をうっかり実践してしまう危険を防げます。スポーツ用品店で用具を買う際も、スタッフに「初心者なのですが」とひと言添えると、適切なアドバイスをもらえるでしょう。
そのうえで、タイプ②と同じく生活の範囲内でできる方法を実践しましょう。足を痛めない歩き方、腰を痛めない空気椅子、筋肉痛を起こさないストレッチ……など、安全第一をモットーに。
更新:04月04日 00:05