2017年12月22日 公開
2023年03月23日 更新
資料作りで大切なのは、着手する前に、何をどう伝えるかの「設計図」を思い描くことです。設計図がないままに資料を作り始めると、情報量がやたらと多くなり、複雑な図になりがち。伝えたい情報は、「1図解につき、1メッセージ」に絞り込むのが鉄則です。シンプルさを意識しましょう。
とはいえ、わかりやすく図解するためには、練習が必要です。テレビや新聞でわかりやすい図を見つけたら、スマホで撮ってストックするクセをつけるといいでしょう。また、会議や打ち合わせの際、その内容を図解でメモすることもいいトレーニングになります。情報の本質を直感的につかみ、全体像を把握する能力も高まるはずです。こうした習慣を続ければ、短時間でわかりやすく図解する能力が身につくはずです。
『THE21』2017年11月号より
取材構成 麻生泰子
更新:11月26日 00:05