2018年03月20日 公開
2023年03月23日 更新
それでも勉強を続けていれば、飽きてきたり、疲れたりしてモチベーションが下がる時期もあります。そんな時は、学習方法や教材を自分が好きなものに寄せてみましょう。
英語の勉強なら、お気に入りの映画やドラマを英語字幕で見たり、海外ミュージシャンの楽曲をヒアリング教材の代わりにしたりと、自分が楽しめるものを上手に息抜きとして使うのが長丁場を乗り切るコツです。
個人的には、マンガで勉強するのもお勧めです。最近はビジネス書や資格試験の内容をマンガ化した書籍がたくさんあり、楽しく学べます。とくに苦手分野は、いきなり難しい教材に手をつけても挫折することが多いもの。マンガから入って専門書や問題集に進めば、内容を理解しやすくなります。好きなように教材を選んで勉強できるのも独学の強み。楽しみながら続けましょう。
また、インプットだけでなくアウトプットの機会を作ることも重要です。
初期段階で模擬試験を受けることを勧めましたが、勉強を続けるあいだも、できれば月に一度は模擬試験やミニテストなどを受けてアウトプットをしてください。目標達成度の推移を客観的に知ることにより、学習のPDCAを回すことができます。
ブログに書くという方法もあります。本や教材から得た学びを整理し、自分の考えを論理的にまとめて文章にする作業は、非常に良いトレーニングになります。自分が理解できているかどうかのレベルを知るにもちょうどいいですし、コメントをもらえば励みにもなるでしょう。また、書いた記事はストックとして蓄積され、検索すればあとで参照することもできます。毎日書くことを習慣化すれば、アウトプットの機会をどんどん増やすことができます。
次のページ
本山氏流・「独学」を成功させる4つのポイント >
更新:11月22日 00:05