2015年08月17日 公開
2023年05月16日 更新
外食か、コンビニ弁当か、自作の弁当持参か。これによってランチの金額は大きく変わる。もっとも節約から縁遠いのはもちろん外食。安い店もあるにはあるが、栄養面を考えると、どうしても千円前後はかかる店を選びたくなる。
コンビニ弁当ならば少しは安いが、これまた良いものを買えばそれだけ値段がかかる。
となると、やはり家で作って持参するのが健康にもお財布にも一番やさしい。「そんな時間もテクニックもない!」と言う人は、弁当箱にご飯を詰めるだけでOK。これなら惣菜を買い足すだけなので数百円で済む。持って出た以上食べなくてはならないので、美味しそうな店についフラリと入ってしまう、という危険も回避できる。
「食材のまとめ買い」を実践したら、次に必要となるのは保存のテクニック。まとめて買ったものを傷ませてしまうことなくきちんと使い切るには、冷凍庫のフル活用が不可欠となる。
ご飯やパン、肉や魚のほか、野菜も大抵のものは冷凍保存が可能。キノコ類は石づきをとる、ネギやみょうがは刻む、ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。ほうれん草は水洗いしてそのまま冷凍しても、電子レンジで軽く加熱してからでもOK。いずれもラップで包むか、タッパーやフリーザーパックに入れて冷凍庫で保存すれば1カ月は日持ちする。時間のあるときにこれらの作業をしておけば、料理するときにも手間が省ける。
シングルのビジネスマンや共働き家庭の場合、主に電気を使うのは夜間となる。
ここで役立つのが、夜間の電気料金が安くなる電力会社の料金プラン。たとえば東京電力の場合、「おトクなナイト8」というプランを使えば夜11時から翌朝7時まで、「おトクなナイト10」なら夜10時から翌朝8時までの電気料金が安くなる。このプランを申し込んで、安くなる時間を見計らって洗濯機や食洗機のボタンを押す、といった工夫をすれば、月額数千円の電気代カットになる。
この他、朝型生活の人向けの「朝得プラン」、週末を家で過ごすことが多い人向けの「土日お得プラン」などさまざまなプランがある。電気を使うタイミングを考えて、ピーク時に安くなるプランへの契約内容変更を検討してみよう。
電力会社のホームページには、サービス内容説明のほか、この使い方ならいくらかかる、といったシミュレーションができるコーナーもあるので、チェック!
電気代でもっとも注意すべきポイントは「熱を出すもの」。
ドライヤー、電子レンジ、給湯器などはその代表格だが、これらは長時間継続して使うことはまずない。「使いすぎない」「こまめに切る」ことを心がけておけば、まず安心と言える。
逆に、油断ならないのが「保温・乾燥」系のもの。浴室乾燥機は数時間、電気ポットなどの保温機能は、うっかりすると7~8時間連続使用してしまうこともある。
そこで大事なのは、つけっぱなし状態を防ぐこと。「日中ずっと炊飯器の保温をONにしておく」などはもってのほか。電気ポットも外出時にはプラグを抜くか、あるいは一切使用せず、そのつどやかんでお湯を沸かすほうがベター。
更新:11月22日 00:05