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「おい、“草”ってなんだ?」荒っぽいようで最適解? 長州力流・AI革命

長州力(元プロレスラー)、マツダミヒロ(「魔法の質問」主宰)

「おい、“草”ってなんだ?」荒っぽいようで最適解? 長州力流・AI革命

「草って何?」――そんな素朴なひと言でも、AIから必要な情報を引き出すことはできる。長州力氏の会話から、AIへの質問のコツを読み解く。

※本稿は、長州力 著、マツダミヒロ 監修『おい、ちょっと話がある 長州力式生成AI活用術』(宝島社)の内容を一部抜粋・編集したものです。

 

長州力の会話例:「草って何?」

【長州】みんな文章のおしりのとこに草って書くけどどういう意味ですか。

【ChatGPT】「草」はネットスラングで、「笑った」「ウケる」って意味です。

もともとは「(笑)」って書く代わりに
 →「w」(waraiの頭文字)
 →それがたくさん並ぶと「www」
 →見た目が草が生えてるみたい
 →だから「草」

って流れで定着しました。

ニュアンスとしてはこんな感じ。

・「それは草」=それおもしろい
・「マジで草」=めっちゃウケる
・「草生える」=笑っちゃう

ちょっと軽いノリで笑ってる感じで、ガチの大爆笑よりは「じわるw」みたいな温度感です。ちなみに英語の「LOL」に近いイメージ。

【長州】草が生えてるみたいに見えないけどね。長州力が笑われてるわけか。

【ChatGPT】そのツッコミ、ちょっとズレてるけど面白いですね笑。

「草」は別に誰か(たとえば長州力)が笑われてるって意味じゃなくて、単純にその状況や発言が面白いっていうリアクションなんです。

たしかに「www」が草に見えるか?って言われると微妙なんですけど、ネット文化って理屈よりノリで広がるので、そのまま定着しちゃった感じですね。

むしろ今は「草」単体で通じるので、もう見た目の話ですらなくて、ただの“笑いの記号”みたいな扱いです。だから「長州力が笑われてる」というよりは、「その文脈がおもろい→草」って感じです。

【長州】大麻のことかと思ってた。

【ChatGPT】その勘違い、けっこうあるやつです笑。

たしかに「草」って言葉自体は、文脈によっては大麻の隠語として使われることもあります。でも、普通にSNSやコメント欄で単体で出てきた「草」は、ほぼ100% 「笑う」「ウケる」 の意味です。

見分け方はシンプルで

・「それ草」「草すぎる」→ 笑いの意味
・「草やってる」「草キメた」→ 大麻の隠語っぽい

要は文脈次第ですね。日常の会話やネットの軽いノリなら、まず「笑い」だと思ってOKです。

【長州】馬鹿にされているわけでは無い?

【ChatGPT】基本的にはバカにしてる意味じゃないです。「草」はただの「笑った」「ウケた」っていう軽いリアクションなので、普通はフラットか、むしろちょっと好意的なニュアンスです。

ただし、これは大事。文脈によっては軽くイジってる感じになることはある。

例:「それは草」→「ちょっと面白すぎるでしょw」
例:「いやそれ草」→「ツッコミどころ多すぎw」

だから

ガチで悪意ある嘲笑 → あまりない
軽く笑いながらイジる → たまにある

って感じです。

本気でバカにしてる場合は、もっと直接的な言葉(悪口とか)が一緒に来ることが多いので、「草」単体ならそこまで気にしなくて大丈夫ですよ。

【長州】なら良かったです草。

【ChatGPT】いい締め方ですね、それはもう完璧に正しい使い方です草。

その感じだと、もう普通に自然に使えてますよ。ちょっとした会話のクッションにもなるし、重くならないのが「草」のいいところです。使いすぎると軽く見えたりもするので、ほどほどに挟むくらいがちょうどいいですね。

 

解説:AIへの問いは簡潔でOK

【マツダ】長州力さんの問いは、非常に本質的です。

「草ってどういう意味?」というひと言には、余計な装飾がありません。前提知識を置かず、わからないことをそのまま差し出しています。

この姿勢こそが、AIとの対話において重要な起点になります。

AIは、人の意図や前提を読み取りながら応答を構築します。そのため、「草ってどういう意味?」とシンプルに問われることで、AIは解釈の幅を保ったまま、「意味」だけでなく「語源」や「どう使うのか」といった周辺情報まで含めて提示することができます。

実際にこの問いからは、「笑」を意味するネットスラングであることに加え、「w」が重なることで草に見えるという由来や、文末に添える使い方など、理解に必要な要素が自然と引き出されています。

ここで重要なのは、「草ってどういう意味?」という問いが、情報を限定しすぎていない点です。

もし「意味だけ教えてください」としてしまえば、出力は定義にとどまります。しかし長州さんのように答えに余白を持たせることで、AIは文脈まで補完し、結果として実践的な知識へと広がっていきます。

ここから学べる要素は3つあります。第一に、問いは簡潔で良いということです。第二に、質問に余白を残すことで、意味と使い方の両方を引き出せるということです。第三に、初歩的な疑問をためらわないことで、AIから自分が望む答えが返ってきやすいという点です。

プロフィール

長州力(ちょうしゅう・りき)

元プロレスラー

本名・吉田光雄(よしだ・みつお)。専修大学時代にレスリングで活躍し、1972年ミュンヘンオリンピックに出場。1974年、新日本プロレスでデビューし、のちに長州力に改名。1982 年の藤波辰巳(現・辰爾)との抗争は「名勝負数え唄」とうたわれ、プロレスブームを牽引した。ジャパンプロレス旗揚げ、新日本復帰後は選手・プロデューサーとして黄金時代を支え、2019年に完全引退。現在はYouTube、TikTokなどのSNSでも人気を集め、若い世代からはインフルエンサーとして高い支持を獲得している。

マツダミヒロ

「魔法の質問」主宰

カウンセリングやコーチングの理論をベースに、問いかけによってやる気や能力を引き出す独自メソッド「魔法の質問」を開発。世界中を旅しながら講演・セミナーを行う。著書は国内外で70 冊を超え、メルマガ読者は16 万人。「いい質問が、いい答えを引き出す」という考え方は生成AI との対話においても変わらないと、ChatGPT やGoogle Gemini を質問力で使いこなす講座や講演を国内外で展開している。

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