
日本屈指の資産家・実業家である前澤友作氏。50歳という節目の年齢を迎えた今、何を語るのか。人間関係の変化に対する思いや、今後の人生に対する意欲を聞いた。
※本稿は、3月28日放送「ガイアの夜明け×テレ東BIZ 連動特別番組ガイアの夜明け Beyond The Story」(テレビ東京)より内容を一部抜粋・編集したものです。
ーー昨年11月に50歳になられた前澤さん。節目の年齢になり、何か変化を感じることはありますか?
【前澤】変化はあまりないですね。以前は、50歳になったら少しゆっくりしてお世話になった方々への恩返しをしようと考えていました。
でも、実際50歳になると、もっともっと新しいチャレンジを続けたいし、まだまだ周りをかきまわして騒ぎたいと思っています。
ーーそうなると、いつまで事業を続けていこうとお考えですか?
【前澤】死ぬまでやるんじゃないですかね。引退してFIRE、なんてことには全く興味がないです。仕事をしていることが生きがいだし、人の役にずっと立ち続けたいと思っています。
ーーこれまで、そしてこれからも継続する原動力は何でしょうか?
【前澤】ビジネスをするのが好きだからじゃないですか。
ーー2022年にZOZOの株式を売却されましたが、その時は好きなことをやめたのではなくて、もっとやりたいことがあったということでしょうか?
【前澤】ZOZOに関しては、後半は好きじゃなくなっていたのかもしれないですね。ただただ決算を出して、IRして、株価を見てという順繰りに少し辟易してたような場面もあったのかもしれないです。
売却の直前くらいに、自分が集中できてない、楽しめてないっていうことに気づいてしまいまして。それなら後進に譲った方がよいという判断でした。
ーー何がきっかけで、楽しさを感じなくなってしまったのでしょうか?
【前澤】何でしょうね。ZOZO時代の後期は、ひとつのチャレンジをやり終えたような感じがあったのだと思います。やはり、挑戦をし続けていたいので。
ーー今後も挑戦をし続けるにあたって、どんな人と一緒に仕事をしたいと考えていますか。
【前澤】チャレンジをしてくれる人、そして仕事を楽しくやってくれる人ですね。なぜかというと、楽しくやることが、一番パフォーマンスの上がる方法なので。
「楽しんでやろう!」と言うと、「仕事は楽しいものじゃないでしょう」とよく返されますが、大事なのはそこではない。仕事に限らずどんなことでも楽しんでやることが重要であり、楽しんだ結果がパフォーマンスにつながるのです。
「仕事は楽しいものじゃない」ではなく、「楽しくなきゃ仕事じゃない」というのが僕の持論です。
だからこそ、パートナーにはそうあってほしいし、僕自身そうでありたいと思っています。
ーー今や日本有数の資産家である前澤さん。もとは千葉県の一般家庭のお生まれとのことですが、資産家になる前と後で、変わったことはありますか?
【前澤】友達でなくなってしまったり、離れてしまった人たちはいます。僕自身は変わったわけではないのですが、勝手に僕がお金持ちになったせいで......。
ーーそれはどういうことでしょうか?
【前澤】周りの目が変わってしまったと感じますね。本当に近い仲間には、僕の夢ややりたいことを対等に話せますが、お金に囚われている人とは話が合わなくなってしまいました。僕のお金目当てで近づいてくる人もいます。
僕自身はそれこそ中学生、高校生のころから同じで、好きなことをずっと続けているだけなんですけどね。
ーーもし生まれ変わるなら、またお金持ちを目指しますか?
【前澤】生まれ変わった時代にお金があるのなら、お金持ちになるでしょうね。何をやってもなると思います。
お金を稼ぐということは、結局のところ、人に感謝されるようなことをいかにやるかだと思います。だから、人の役に立つことをしている限りは、自然とお金には困らないと思います。僕にとって、お金とは「ありがとう」なんです。
更新:03月29日 00:05