こんにちは! 文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
今回皆さんに紹介したいのは、2022年11月18日に発売されたばかりの新製品、株式会社パイロットコーポレーションの「フリクションボールノックゾーン」です。
こすると消えるボールペンとして一世を風靡したフリクションの上位モデルになります。実際に使ってみて良い商品だと感じました。みなさんにもきっと気に入ってもらえると思いましたので、おすすめしますね。
これまでのフリクションの弱点は、インクが薄いところ。そして、インク量が少なくて長く書き続けることが出来なかったところです。全国の文房具好きから上がってくる声も、この部分の改善を望むのが一番多かったようです。そこで満を持して登場したのが、このシリーズです。
フリクションは、間違えた部分が消せて、また書き直せるスグレモノです。僕は手帳やスケジュール帳を書くのに愛用していました。でも最近は、インクが薄いのが気になって使っていなかったのです。今回発売されたシリーズは、性能もデザインも満足できるモノでしたよ。
僕がお勧めする上位モデルはグリップ部分がマーブル模様の樹脂でとても素敵。世界にひとつしかない不思議な色合いを見せてくれます。僕はこういうマーブル模様を眺めているだけで、まるで宇宙空間を漂っているような不思議な気持ちになれて、とっても癒やされるのです。
価格は¥3,000(税込¥3,300)です。この価格でのんびりと手の中で宇宙遊泳が出来る気分が味わえるなら、お安い買い物ですね。また、このマーブル模様の樹脂は特殊な硬度を持った素材だそうです。それなら耐久性も問題なく、長く使えます。
では、この筆記具のおすすめポイントを紹介しますね。
1.濃く長く書けるプレミアムフリクションインキ採用
このインキ、ブラックは30%、レッドとブルーは15%濃くなりました。濃くなったことによって、書いた文字がはっきりと見えるようになり、弱点の第一ポイントを解消しました。さらには、筆記距離も40%アップ。これで安心して使えますね。
2.ガタつき防止のチップホールドシステムの採用
人間は、ペン先がガタつくと疲労を感じるそうです。確かにそうかも! そのストレスを抑制するために、ペン先をしっかりとホールドする機構を採用しました。ペン軸をグリップして書き始めたらすぐに分かります。ストレスフリーなボールペンなのです。
3.ノック音を抑えるノイズカットノック
なんと従来品よりもノック音を78%カットしました。これは、内部パーツにバネを採用して、クリップスライドノックの動きを抑えた結果です。カチカチという音か気になる世代にもおすすめの、静かに集中できる環境を作る筆記具です。
是非とも、文房具屋さんで実物をお手にとってみてくださいね。では!
《写真提供:〔株〕パイロットコーポレーション》
更新:10月14日 00:05