とはいえ、それでも、迷うことはあるでしょう。先週にも連絡をして、「今はいらない」と言われていたとします。
でも、このお客様に連絡をしないと、あなたの営業目標が達成しないとしましょう。
まさに、迷う瞬間。迷ったときは、「遠慮をすると損をする」ことを思い出してほしいのです。先ほどの「配慮のある理由」を考え、アプローチをします。
「〇〇様、何度もお忙しいところ、本当に申し訳ございません。先日、今は用事がないとうかがっておりましたので、お電話をするか迷ったのですが、〇〇様にとって、ひょっとして喜んでいただけるお話かもしれないと思い、失礼をさせていただきました。あれから考えてみたのですが…」
私の経験では、むしろこう思われることが多いもの。
「目標達成が厳しいのかな?でも、よくこちらのことを考えてくれているな。しかも、悪い話ではないし。熱心な営業だな」と。
まず、「しつこい」と「熱心」の違いを知っておくと良いでしょう。
「しつこい」とは、営業マン本人のメリットのために、何度もアプローチすること。
「熱心」とは、お客様のメリットのために、何度もアプローチすること。
この違いを理解しておくと、先ほどの遠慮をしてしまうことも防げるでしょう。
更新:11月22日 00:05