2020年02月19日 公開
2023年02月24日 更新
私が成績最下位だった仙台支社で実践したのは、主に次の3点です。
まず、普段からのコミュニケーションを大事にすること。本社から目標を与えられ、一律にその数字を部下に押しつけても、結果は出ません。瞬間的に圧力をかけて無理をさせ、売上げを作ることはできますが、長期的には続かないのです。
ですから相手のタイプを見極めて、会社の目標ではなく、個々人が達成したいと思える目標を設定してあげることが大切です。
それには、普段からのコミュニケーションを大事にすることが必須。私は3カ月に1度、1人1時間の面談(新人の場合は1カ月に1度)を設けていました。さらに必要であれば、ランダムに話し合う機会も作りました。部下が大切にしているものは何なのか。家族なのか、お金なのか、プライドなのか、特にそれを把握したのです。
一流のマネージャーに必要なのは、「話す力」ではなく、「聞く力」。「この人だったら、話してもいいかな」と思われる存在になることが重要なのです。
更新:11月22日 00:05