2019年11月24日 公開
2023年08月07日 更新
"士業"と呼ばれる手堅い資格から、高い専門性を身につけて即戦力で勝負するための資格、最近話題の新技術やインターネットに関わる今ならではの資格まで、独立・副業に活かせる資格を紹介。
基本業務は、官公庁へ提出する書類の作成や提出ですが、その書類が広範にわたることから、非常に汎用性の高い資格です。自分の得意分野に応じた仕事領域を設定すれば、オリジナリティを発揮できます。最近では、家系図の作成で軽く年収1,000万円を稼ぎ出した人もいます。(高島氏)
プロ翻訳者デビューを可能にする「翻訳実務士」の認定資格。海外向け製品説明書の英訳など幅広いニーズがあり、副業に適しています。また、訪日外国人を日本各地に案内する「全国通訳案内士」は、語学力だけでなく、日本の地理・歴史・一般常識など幅広い知識が要求されます。「民間外交官」として活躍が期待されています。(高島氏)
カメラの機能や仕組みを理解し、写真撮影の実践的な知識と能力を身につけることができます。旅行で写真を撮るのが好きで、基本を学んでみたい人にお勧め。イベントや発表会、商品の撮影や、インターネット上での写真素材の販売など、副業で収入を得る道も拓けます。(鈴木氏)
企業サイトやSNSなどのWebライティングスキルを学べます。紙媒体の文章とWeb用の文章は違うので、Web用に訴求力・信頼性の高い文章が書けるというのは、今の時代において価値の高いビジネススキルといえます。Webライターの仕事は副業にも向いています。(鈴木氏)
昨今、急激に普及し始めた無人航空機(ドローン)。ドローンの安全な活用に必要な知識を身につけることができます。今後、様々な分野での活用が広がっていく技術なので、ドローン操縦者としての資格を取得することでビジネスの可能性も広がりそうです。(鈴木氏)
マンション管理士は、専門的知識を生かして住人や管理組合の相談に応じ、円滑なマンション管理のサポートを行ない、マンション管理の適正化に貢献しています。この資格を取れば、マンション管理の専門家として独立開業することも可能です。(高島氏)
調理資格でなくても業務として調理できますが、免許を取得すれば料理人としての箔がつきます。免許の取得には、調理師学校を卒業するか、飲食店などで2年以上の実務経験を積んだのち、調理師試験に合格するかの2つの方法があります。(高島氏)
50代になってから資格を取り始めたという高島氏。年齢を重ねると記憶力が落ち、資格の勉強には不利なのではと思いがちだが、「記憶力なんてそれほど落ちませんよ。やる気があれば70代でも大丈夫」(高島氏)と話す。ちなみに、昨年の行政書士試験では、合格者の最年長は77歳で、2名いたという。資格試験の挑戦に年齢は関係ないようだ。
更新:11月24日 00:05