2019年02月08日 公開
2023年03月10日 更新
また、アプリの明朗会計は、ウガンダ流でした。
カンパラ名物の渋滞に捕まったときは時間料金が加算され、運転手が
「この道はいつ動くかわからん! 俺に任せてくれ!」
と別のルートを攻めたら、別途距離料金。
信号を守らず、逆走も厭わず、警察官の交通整理を無視するほどにアフリカらしいタクシーですが、加算される料金だけはアプリがきちんきちんと計算。気分的にはもはや明朗じゃありません。
カフェで、深夜まで飲んだときのことです。
アフリカの真夜中こそタクシーにすがりたいときはないというのに、一台も走っていないという裏切られ感。ニーズに沿わない勤務時間です。
AIだか人工知能だかが人間の仕事を奪うと言われて久しいですが、そんな甘いウガンダじゃないです。
ということを考えながら、ライバル会社の配車アプリのタクシーに乗っていたら、酔っ払い運転の車が……。
次号は、「道路の真ん中で、HELPを叫ぶ」です。
泣きました。
テレビ局のディレクター。スワヒリ語のほか、マイナーな民族語も話せます。
更新:11月25日 00:05