2018年07月11日 公開
2023年03月14日 更新
今さらプログラミングまで習得せよとは言わないが、せめてITの基本を押さえておくことは、これから長く働いていくにあたって不可欠と言えるだろう。最新のITマーケティングツールを知っておけば営業戦略の幅が広がるし、もっと身近なところでは、ワードやパワーポイントの操作一つとっても、ちゃんと学んだ人とそうでない人では作業スピードに大きな差が出てしまう。
ただ、変化が激しい世界だけに、最新知識をひたすら追っているだけでは限界があるだろう。そこで活用したいのが各種試験・検定だ。たとえばITパスポート試験やマイクロソフトが主催するスキル検定などは、基本知識を学び直すのに役立つはずだ。
実は「趣味を追求する」ことも立派な学び直しだ。「好きなことを仕事に」というと、かつてはきれいごとのように聞こえたが、今はそれが十分可能な時代。その分野のアドバイザーやコンサルタントとして独立する。あるいは副業としてネット上で店舗を持つ。こうしたハードルは確実に下がっている。
さらに、40代以降は「仕事ができるだけ」ではなかなか評価されない。「仕事+◯◯」という価値が必要になる。たとえばそれは「営業+コーヒー好き」など趣味でもいい。「コーヒー好きなあの人」として印象に残るし、顧客を集めてイベントを開くことも可能だろう。また、趣味を磨くことは、定年後にも役立つ。趣味は人生を充実させるものでもあるのだ。
更新:11月26日 00:05