2018年07月21日 公開
2023年03月14日 更新
司法試験はもちろん、司法書士、行政書士、社労士などの試験についても、多くの人は独学ではなく、学校に通ったり、通信講座を受講したりしながら勉強しています。
通学と通信のどちらを選ぶべきかは、個々人の性格や置かれている環境によって違います。
通学のメリットは、同じ教室の中に一緒に学ぶ仲間がいること。彼らと知り合いになり、情報交換をしたり、励まし合ったりすることができます。
一方、通信のメリットは、時間や空間の制約を受けずに、自分のペースで勉強できること。
最近は人気講師の授業がストリーミング配信されており、それを見て、通学するのと変わらない質の授業が受けられます。
また、通信専門の予備校の場合、教室などの設備が必要ないので、受講料が安く抑えられているのもメリットです。
ただし、周りに仲間がおらず、一人だけで勉強することになりますから、意志が強くないと長続きしません。
せっかく学校に通っても、仲間を作らずに、授業を聞いて帰るだけになりそうな人なら、通信で十分だともいえます。
両方のメリットとデメリットを天秤にかけて選んでください。
《取材・構成:長谷川 敦》
《『THE21』2018年7月号より》
更新:11月23日 00:05