2018年05月23日 公開
2023年03月16日 更新
疲れているはずなのに、ベッドに入っても「目が冴えて眠れない」という人は多い。なかなか眠れなくて朝は辛いし、昼間は眠い。それなのに、また夜になると目が冴えてくる……という悪循環を繰り返してしまう。なんとかこの悪習慣を断ち切り、ぐっすり眠ってパッチリ起きられるようになるには、どうしたらいいのか。いくつかの「眠れない」理由とともに、対策法について紹介する。
“眠れない”という状況は辛いもの。寝つきが悪く、途中で目が覚めたり早く起きたりして十分な睡眠がとれず、注意力や集中力などが低下し、仕事にも支障をきたしてしまう。頭痛や肩こりなど、身体的な痛みの原因になっていることも少なくない。
“眠れない”理由は人によって様々だ。だいたい大別すると1つは「精神的」なもの、そしてもう1つが「機能的」なものに分けられる。
寝入りばなに足がむずむずして寝付けない「むずむず脚症候群」や糖尿病や高血圧症による不眠など、病気が原因なら医学的な治療が必要だ。しかし多くの場合、些細な日常習慣が精神的・機能的に影響を及ぼし、眠りを妨げている可能性が高い。
次のページ
「ストレスによる興奮」が心地よい眠りを阻害する >
更新:11月22日 00:05