THE21 » キャリア » 「脱・会議」で仕事のムダを撲滅する

「脱・会議」で仕事のムダを撲滅する

2018年04月23日 公開
2026年07月06日 更新

横山信弘(アタックス・セールス・アソシエイツ代表)

絶対に目標を達成する「カイゼン会議」とは?

 では、本当に必要な会議とは何でしょうか。それは、PDCAサイクルの「A」、つまり改善について話し合うことです。計画(P)に対して社員それぞれが実行した仕事(D)を、資料を通じて検証(C)してから、具体的にどう改善すべきか(A)を議論することが本来の目的なのです。

 そのためには、まず会議の目的を一つに絞ること。その目的を果たすことだけに集中し、他は議論しません。出席者も議題に関係ある人だけに絞り込みます。中身のある議論をしたいなら、人数は五人が限度でしょう。また、資料は前日までに配付し、考えをまとめてもらったうえで会議に臨みます。すると会議における時間を短縮できるだけでなく、本当に議論すべき議題に集中することができるのです。

 また会議は、必ず前回の振り返りから始めること。前回決めた目標と行動計画から話し始めることで「そもそも、何のために集まったのか?」といった会議迷子を防ぐことができます。すると、PDCAサイクルが回り出し、会議の質が回を重ねるごとに高まるので、どんどん目標に近づいていくのです。

 基本、会議はやらないに越したことはありません。ただ、どうしてもやる必要がある場合は意味があるものにする。これを心がけてください。

 

『THE21』2018年3月号

 

取材構成 長谷川 敦

プロフィール

横山信弘(よこやま・のぶひろ)

アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。『絶対達成マインドのつくり方』『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。近著に『トップコンサルタントの「戦略的」勉強法』。

THE21の詳細情報

関連記事

編集部のおすすめ

日本に蔓延る「時代遅れ」の働き方、部下に見放されるリーダーとは?

ムーギー・キム(グローバルエリート/投資家)

なぜ、会議の9割が“失敗”に終わるのか?議論したつもりを生む「4つのムダ」

杉野幹人(A.T.カーニーマネージャー)

人生100年時代の「ライフシフター」的仕事術

小暮真久(TABLE FOR TWO International代表)