2014年12月11日 公開
2023年05月16日 更新
ストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血液の循環を良くし、疲労回復を早める。
ストレッチに大切なことは、呼吸。呼吸を止めながら行なうと、筋肉の緊張が増し、また血圧も上がる。ゆったりとした呼吸で行なうと心身をリラックスさせ、疲労回復を促進する副交感神経を刺激できる。
ストレッチの姿勢をとる際は、ゆっくり息を吐きながら筋肉を伸ばす。伸ばしきったところで、1~2回ゆったりと呼吸をする。各ポーズを、3~5セット繰り返すのが望ましい。
ストレッチには、関節の可動域を広げる効果、つまり身体を柔軟にする効能もある。これは、肩こりや腰痛の予防に。また、歩幅が狭いなどの運動機能低下も改善させる。効果的に運動できる身体を作ることにもなる。
下の「自宅で行なうストレッチ」は、全身の血液循環を促進する動きだ。交感神経が活発になり、興奮状態になるため、寝る前にはやや不向き。帰宅してすぐにやるといいだろう。
<掲載誌紹介>
2014年12月号
<今月号の読みどころ>「若い頃は夜遅くまで働いても大丈夫だったのに、最近は翌日に疲れが残る……」。 ちょうど40歳くらいを境に、そんなことを感じ出す人は多いはずです。 このままでは仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、病気のリスクも高まります。 どこかで「長時間労働」や「ストレスフルな働き方」を見直すとともに、食事などにも気を配り、自分の体調を「マネジメント」する必要があるのです。 本特集では「仕事術」と「健康術」の両面から、ビジネスマンの「疲れ解消」について徹底的に掘り下げます。「疲れた」が口グセの人は必読の一冊です!
更新:11月22日 00:05