今回紹介するのは、片手に収まる小型システム手帳「ロディア オーガナイザー」です。
ロディアはフランスの文房具ブランドで、オレンジ色の表紙のメモパッドやノート製品が有名です。
利用者の手になじむメモパッドは、様々な筆記具で心地よく書ける高品質な紙と、心地よく切り離せるマイクロカット加工によって、気軽にメモして気軽に切り離す、知的活動を促進させる力を秘めています。
そのロディアブランドから初のバインダー型システム手帳として2021年に登場したのが「ロディア オーガナイザー」です。
リフィル(レフィル)のサイズは縦95mm×横65mmと、人気商品ブロックロディアNo.11(縦105mm×横74mm)に近いサイズです。革製カバーは革質2種でどちらの革にもロディアの象徴であるオレンジカラーが存在しています。
まるで、ブロックロディアをそのままバインダーにしたようなデザインですが、本商品ならではの工夫が凝らされています。
■リング・リフィルの仕様
リングは3個で間隔は19mmです。これは、A5・バイブルサイズシステム手帳のリングの間隔が狭い方と同じ規格となっており、「ロディア オーガナイザー」のリフィルをA5・バイブルサイズシステム手帳に綴じて使うことが可能です。
特に、バイブルサイズの横幅と「ロディア オーガナイザー」の縦幅は同一となっているため、綴じた際に埋もれず探しやすいようになっています。
■リフィルの種類
専用リフィルが4種類(ベラム紙1種類・マヤペーパー3種類)販売されています。
ベラム紙リフィルは、ブロックロディアと同じ紙を使用しており、紫インクの5mm方眼もブロックロディアそのままです。ブロックロディアを愛用しており、同様の書き心地をお望みの場合に最適です。
マヤペーパーリフィルは、ロディアタッチシリーズの位置づけとなっており、白・灰・黒の紙色に、クロスドット方眼またはクロス方眼入りとなっています。イラストレーション、スケッチ、カリグラフィーなど楽しむのに適しています。
■カバーのバリエーション
標準カバーとしては、牛革「シック」のブラック・オレンジ・ブルー、山羊革「ブリオン」のブラック・オレンジ・ホワイトがあります。シックは、しっかりとして使うほどに育つ革質、ブリオンは、柔らかく手になじむ革質です。
また、夏に似合う涼し気な空色「ブルーシエル」が、ブリオンのカラーバリエーションとして2022年夏、数量限定で発売されています。
2022年4月には、オンラインショップ限定色「グリーン」が販売されていましたが、好評のうちに完売となっています。
既にシステム手帳を愛用している方も、まだ使用したことがない方も、快適なメモツールとして使用してみては如何でしょうか。
メインのシステム手帳と組み合わせて、メモやスケッチをする際に持ち出す衛星システムとして運用するのも、おすすめの使い方です。
※ロディアは、フランスのエグザコンタ・クレールフォンテーヌグループのブランドです。
※日本国内では、クオバディス・ジャパンが取り扱っています。
《写真提供:クオバディス・ジャパン〔株〕》
更新:10月14日 00:05