2021年09月12日 公開
2021年09月13日 更新
今回は、『測量野帳』のSKETCH BOOK(セ-Y3)を紹介します。
『測量野帳』はもともと測量士のために発売されたミニノートで、1959年に発売されたロングセラー商品です。外で立ったまま筆記できるように表紙が硬く、また、胸ポケットに入るサイズも仕事に適しています。発売から60年以上、ほとんどデザインが変わっていないというのも驚きです。
『測量野帳』の中紙の罫線には「LEVEL」「TRANSIT」「SKETCH BOOK」「SKETCH BOOK(ビジネス向け)」の4種類があります(2021年7月現在)。SKETCH BOOKは3mmの方眼で、字を書く際に段組を揃えるのに便利です。マス目をチェックリスト代わりにして塗ることもできます。
私が使うようになったきっかけは、文房具朝食会の姉妹団体である「文房具朝食会@名古屋」の代表である猪口文啓さんが作られた、オリジナルの測量野帳をプレゼントしていただいたことです。
猪口文啓さんにプレゼントしていただいたオリジナルの『測量野帳』
最近、銀行のATMで印刷される利用明細書を貼ってみたら、サイズがほどよくフィットしました。マネー管理にも使えそうです。他にも、やるべきことを書き出したり、クーポンを貼り付けたりと、自由に使っています。私のこだわりの使い方としては、使った最後のページにフイルムふせんを貼り付けて、すぐに続きから書けるようにしていることです。
『測量野帳』のユーザーは「ヤチョラー」と呼ばれています。ゴムバンドをつけたり、マスキングテープを貼ったりと、それぞれに楽しみながら使っています。また、『測量野帳』に特化したムック本『測量野帳スタイルブック』(エイ出版社)も発売されています。一度試してみて、他のユーザーの使い方を知ってみると、より『測量野帳』を使うのが楽しくなるかもしれません。
《写真提供(3点目を除く):コクヨ〔株〕》
更新:12月02日 00:05