2021年01月12日 公開
2022年10月25日 更新
北海道・小樽に「銭函(ぜにばこ)」と呼ばれるエリアがあり、そちらに「二番通り酒店」というお店があります。ワイン好きの間では、人気のお店です。
このお店の常連さんに印刷などを手がける会社の方がいて、その方が「ワインを贈る時にもっと想いを伝えたい」と考えたところから『WINE TREE』というワインバッグが生まれました。その会社とは、札幌で1931年に創業した老舗、北海紙工社です。
このワインバッグは複数のパーツに分かれており、自分で組み立てる仕組みです。説明書の中にQRコードが入っていて、そちらを読み取ることで、組み立て方の詳細が動画でわかるようになっています。
もともとチョコレートくらいの大きさの箱に、バッグは折りたたまれた状態で入っています。それをねじることで大きくなるというユニークな設計です。この設計は、HACOYA HOKKAIDOが関わられたそうです。
おしゃれな柄は、説明書によると、自然が生み出すものに触れる喜びや新しい発見を愉しむ気持ちを表現したとのこと。デザインはグラフィックデザイナーの小林一毅さんが関わられたそうです。
ワインバッグは再利用されることが少ないと思いますが、『WINE TREE』は、もらったあとも使えるデザインです。もちろん、ワインをプレゼントする時に使うのも喜ばれますが、自分のワインライフをさらに楽しむにも良いと思います。
さらに、ワインバッグとしてだけでなく、自由な発想で中に入れるものを選んでほしいと想いも込められているようです。スマホも入りそうなので、ちょっとしたお出かけにも使えそうです。バゲットを入れてみるのもおしゃれかもしれません。
北海紙工社のオンラインショップ「ほっかいしこう社」で購入することができます。
《写真提供:〔株〕北海紙工社》
更新:12月03日 00:05