【この文房具に注目！】TAVARAT『なくしもの日記』（サイバール）

2020年11月12日公開

文房具朝食会・原敬輔

なくしもの日記

自分の「なくしもの」の傾向を知って対策にも活かせる

　今回紹介する文房具は、「なくしもの日記」というユニークなノートです。

　なくしたものをイラストで描いて、自分への戒めにするものです。友達から勧められて買いました。

　お恥ずかしい話ですが、私はいろんなものをなくしてきました。最近だと、マイナンバーカード。マイナポイントを申請しようとしたのですが、家のどこかに置いてなくして、大探ししたことがあります。幸い見つかりましたが、カードの機能を一時的に止めたため、再発行のために区役所に行くことに。

　使い方としては、なくしたものをイラストで描き、「愛着度」や「困り度」、「今の顔」などを書きます。今の気分・思い出などを自由に記載するスペースもあります。また、見つかった場合に記録する欄もあります。

　ノートの末尾には、なくしたものを一覧にして、金額を合計するページも。自分が1年間に総額でいくらなくしものをしたかが可視化できるわけですが、記載したら一旦忘れてリラックスしてみるのもいいかもしれません。

　記録することで、なくすものの傾向も見えてきて、今後に活かすことができそうです。

《写真提供：サイバール〔株〕》

著者紹介

原　敬輔（はら・けいすけ）

文房具朝食会主宰

新卒で〔株〕リクルート（現・〔株〕リクルートホールディングス）に入社したのち、レバレジーズ〔株〕や〔株〕ウフルといった複数のベンチャー企業でマーケティングを経験。現在は業務委託で企業のマーケティングやPR支援を行なっている。山梨県大月市のマーケティングアドバイザー、クラフトビール「KOBUSHI BEER」のブランドアンバサダー、花火鑑賞士など関心は多岐にわたる。

文房具に関してはペンよりもノートの方が好きで、市民団体「日本手帖の会」が行なっている手帳検定2021の認定手帳有識者、レベルゴールドを取得。

「文房具朝食会」とは、文房具好きが休日の朝に集まって、好きな文房具やその使い方をプレゼンしたり、意見交換をしたりする交流会。文房具メーカーや雑誌編集部との共催なども行なっている。