2019年12月25日 公開
2023年05月16日 更新
コラボと言っても、いきなりお金が発生するものではなく、ちょっとしたボランティアや研究会など、ハードルを下げて始めてみるのもいいでしょう。そうして価値観を共にできる人と小さく始めて種をまいていくうちに、やがて芽が出て大きな花に育つ可能性もあります。人と人との掛け算は、時に想像を超えた奇跡を生むことさえあるのです。
私もクロネコキューブという謎解きイベント会社を経営する中で、かなり多くのコラボを経験してきました。時にはアーティスト、時には演者さんらとコラボする中で、いろいろな学びや発見がありました。この経験がなければ今の自分たちはなかったと言っても過言ではありません。
あなたも気になるあの人を誘って、早速動き出してみませんか?
学校や所属する団体、会社などで、いろいろなタイミングで紙の名簿が配られることがあると思います。これらの複数の名簿から条件に合った人物を探そうと思うと、けっこう面倒です。
そんな時、「これまで出会った人物の関連情報が、すべて一つのデータベースに収まっていたらどれだけ便利だろう」などと思ったことはありませんか?
あなたがもし、人とのご縁やつながりを未来に向けた資産としてうまく活用したいのであれば、名簿は一つに統合することをお勧めします。
紙の名簿は、まずデジタル化する必要があります。デジタル化するには、紙の名簿をスキャナで読み取り、その後OCRソフトを使って文字情報をテキストデータにします。その上で、文字情報をエクセルで作った名簿に統合していく流れになります。
ちなみに、エクセルで名簿を作る際には、一番左に区分列をなるべく多く作っておくと、分類したり、条件抽出するのに使えて便利です。また、運用段階では備考欄に出会った人の特徴や印象、日付などをメモで残しておくと、後から思い出しやすくなります。その他、URL欄に、勤務先のURLに加えてFacebook のアカウントなどを記録しておくと、深く掘り下げてその人のことを知りたいと思った時に役立つのでお勧めです。
私自身もある時一念発起して、小学校から現在に至るまでのすべての名簿を、エクセルで作って一覧にとりまとめたことがあります。完成するまでかなり苦労しましたが、そのかいあって、今では仕事からプライベートまで、適宜適切な方を瞬時にリストアップできるようになって大変助かっています。
たとえば、東京の青山周辺でアポがあった場合に、エクセル名簿で「青山」とソートをかけると、その近隣で働く人がずらっと抽出され、せっかくだからあと一人、二人の顔を見ていこうかといった感じになり、ご縁や機会の幅もぐっと広がります。
身近な一期一会を大切に育めるよう、名簿は一つにまとめてデジタル管理しましょう。
更新:11月22日 00:05