2019年08月19日 公開
2024年12月16日 更新
不動産の購入にローンはつきもの。20代、30代なら「よし、頑張ろう!」だが、40代に入ると長期ローンは不安になる。しかし貯金では老後の資金づくりが難しい今、実物資産と家賃収入が得られる不動産投資の方が、かえって安心という考え方をすべきだ。
八尾 浩之
大手不動産会社に10年以上勤務し多種多様な不動産関連商品の開発販売を手掛ける。1992年に日本ホールディングス(株)の設立に参加。2011年に代表取締役に就任。2018年から近畿中高層不動産協会の理事を拝命。顧客最重要の姿勢を貫き、京都の不動産投資会社をけん引している。
今回のご質問者のように、50歳前後で子供の教育資金が不要になり、ご自身の老後準備を本格的に始めようと考え、不動産投資を検討される方が多くいらっしゃいますが、プロからのアドバイスは「少しでも早く始めれば、結果的に楽で得」です。不動産投資は長期にわたりインカムゲインを得てゆく方が、リスク軽減効果が高いので、少しでも早く始めればその後の運用計画が楽に立てられます。
将来住むところがあり、住宅費を考えなくても良いので、生活費の確保だけ考えます。今の年金制度では支給開始年齢が65才なので、60才でリタイアするのであれば、年金支給開始まで5年間は預貯金が頼りです。現在の預貯金を不動産投資の頭金に使うのは避けましょう。
ご質問者は世帯年収が平均以上あるご夫婦なので、京都の単身者向けマンションを段階的に購入し、最終的に5件くらい持つことは可能でしょう。当然ローンを組むことになりますが、預貯金は先ほどの理由で頭金に充てません。頭金なしでローン総額は約9,000万~1億円くらいですが、現在当社がご紹介できる提携ローンに84才完済の投資用ローン商品があり、現在金利は1.65%で斡旋できますので、月々の持ち出しなしでキャッシュは回るでしょう。
また年齢が上がると「がんになったら、ローン返済が……」という不安があると思いますが、昨今のこうした投資用ローン商品は、がん保険が特約で加入できます。これはぜひ活用しましょう。団体信用生命保険に加入することはもちろんですが、がん保険特約を付けておけば、所定のがんと診断されると、残債がなくなりますので、その後の治療費などの心配が大きく軽減されるのです。10年後に退職金が出た時に、他に有力な運用先がない状況であれば、繰上げ返済をして月々返済を減らしましょう。最低でも1件分、欲を言えば2件分のローンを退職金で返済するのが理想的。それ以外の物件のローンは、引き続き保険を目的に運用します。
ご自分が奥様の両親から受け継いだ家で暮らせる安心を残してもらうように、お子様にも確かな収入源となる不動産を残してあげたいですよね。お子様の代になっても価値を維持できる、しっかりした不動産に投資することが、とても大切です。先行き不透明な時代ですが、正しい知識と経験を持つプロと組めば、リスクヘッジは難しくありません。長年不動産業界を見てきた私がおすすめする、京都の物件をぜひ検討していただけたらと思います。
8/25(日)
主催:日経新聞社イベント・企画ユニット
不動産投資フェア in 大阪
大阪駅直結徒歩4分ナレッジシアター
8/31(土)
主催:日経新聞社イベント・企画ユニット
不動産投資フェア in 名古屋
ミッドランドホール(JR名古屋駅徒歩1分)
9/7(土)
主催:日経新聞社イベント・企画ユニット
不動産投資フェア in 東京
ベルサール渋谷ファースト
更新:02月06日 00:05