まず、中古の区分マンションは、他よりも購入価格が安いのがメリットです。
また、立地が良いものが多いので、管理会社に任せておくだけでも入居者が決まりやすい。
不動産投資は、「投資」とは言うものの、実際には「貸家業」という「事業」だと考えるべきです。管理に労力をかけるほど入居者が決まりやすく、利益が上がるようになります。ただし、区分マンションについては、その労力が必要ないのです。
一方、デメリットは、得られる利益が少ないこと。家賃からローンの返済や管理費などを引くと、手元に残るのが月1万~2万円というケースが多いでしょう。
「年金の他に老後資金を準備したい」、あるいは、「本業をしながら副収入もほしい」というスタンスの人には、区分マンションを数戸持つのが適しています。
しかし、家賃収入月100万円を目指そうというような人には、区分マンションは向いていません。
区分マンションは銀行の評価額が低いので、所有している不動産を担保にして借入額を増やし、さらに所有物件を増やす、という手法が使えないからです。
更新:11月23日 00:05