2018年06月14日 公開
2023年01月30日 更新
楽天執行役員の大尾嘉宏人氏(左)とファーウェイデバイス 日本・韓国リージョンプレジデントの呉波氏
6月14日(木)、楽天〔株〕本社(東京都世田谷区)にて、楽天モバイルの新商品・新サービス発表会が行なわれた。楽天モバイルは〔株〕NTTドコモの通信回線を借りたMVNOで、個人向けMVNOサービスでシェア1位。今回の新商品・新サービスの投入で、さらなるユーザー数増加を狙う。
発表された新商品は、「HUAWEI P20」(6万9,800円〈税別〉)と「HUAWEI P20 lite」(3万1,980円〈税別〉)。ファーウェイデバイス 日本・韓国リージョンプレジデントの呉波氏が登壇して説明した。
HUAWEI P20の特長は、AIとライカのダブルレンズを搭載したカメラだ。
「撮影の最も重要な手段はスマホになっている。HUAWEI P20を使えば、一般の方でもプロカメラマン並の写真が撮れます」(呉氏)
HUAWEI P20 liteについては、「縦横比19:9のワイドディスプレーを搭載しており、従来の18:9の機種よりも片手で操作しやすい」と話した。
発売は、両機種とも、WEBでは6月14日(木)20時、店舗では6月15日(金)。
続いて、楽天執行役員の大尾嘉宏人氏が、料金プラン「スーパーホーダイ」のリニューアルについて説明した。楽天モバイルの通話プランの契約者のうち、約70%がスーパーホーダイを選んでいるという。
今回のリニューアルで変わるのは3点。
1点目は「長期割」が導入されたこと。3年契約をすると、初めの2年間、毎月1,000円が月額基本料から割り引かれる。2年契約なら、その2年間、毎月500円の割引きとなる。従来からある楽天会員割(毎月500円)はそのままなので、最も安い「プランS」(高速通信容量2GB/月)を楽天会員が3年契約した場合、初めの2年間は、通常の2,980円/月から毎月1,500円が割り引かれて、1,480円/月(税別)となる。
2点目は、高速通信容量が24GB/月の「プランLL」ができたこと。「Y!mobileやUQ mobileにはない大容量プランで、動画をたくさん観ても安心」と大尾嘉氏。割引き前の月額基本料は6,980円(税別)。
3点目は、7月1日(日)から、スーパーホーダイでセットになっている通話定額サービス「かけ放題」の1回当たりの通話時間が、料金はそのままで、5分から10分に伸びること。新規の契約者だけでなく、すでに「かけ放題」を利用中のユーザーも対象で、自動アップグレードされる。
リニューアルしたスーパーホーダイの受付は、6月14日20時(店舗では6月15日)から。
楽天モバイルのサービス強化は、格安スマホ業界にどんな影響を与えるのか。楽天は来年10月に「第4の携帯キャリア」としてサービスを開始する予定でもあり、動向が注目される。
更新:11月25日 00:05