2018年06月05日 公開
2023年03月14日 更新
もう一つの新人時代のエピソードです。一緒に乗務した外国人パイロットから、こんなひと言が。
「君はリアクションが“OK”と“Thank you”のワンパターンだから張り合いがないよ!」
皆さまは、何かおもてなしを受けた時、どのように答えますか? ついつい“Thank you!”を多用しがちですが、少し工夫するだけで、相手がとてもハッピーになる魔法の言葉をご紹介します。
“Great!”
“Excellent!”
“Perfect!”
“Fabulous!”
“Fantastic!”
“Wonderful!”
“Terrific!”
何かしていただいた時に、「素晴らしいですね!」と答えるのは、私たち日本人にとって大げさな表現に聞こえてしまうもの。しかし、これらはネイティブスピーカーたちが日常的に使っている感情表現の言葉です。本当に“great”だったか? ということよりも、自分の感謝の気持ちを伝えるために使っています。
そして、自分からこのようなポジティブな言葉を投げかけていると、「コミュニケーション上手なあなたともっと話したい!」と思った相手から、お褒めの言葉が返ってくることも。
“It’s so nice of you.”
“You are so kind.”
“I like your shirt.”
そのような時は……“No, I’m not.”なんて答えないでくださいね。日本人にとっての美徳でもある「謙遜」の文化は、褒め上手・褒められ上手の諸外国の方々から見ると、とても不思議な風習なのだそう。そして、褒めた自分の気持ちを否定されていると、悲しい気持ちにさせてしまうことすらあるのです。
褒められたときは、それを受け入れてポジティブに返す! これが、グローバルマナーです。
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褒め言葉のチョイスにもグローバルマナーを取り入れて >
更新:11月23日 00:05