2018年05月18日 公開
2023年03月16日 更新
40代の未婚率が増えている。いくつになっても出合いを求めている人は多いだろう。しかし、「女性に話しかけるきっかけが作れない」「そもそも出会いがない」「デートしても、そのあとの関係が続かない」……。そんな悩みを抱えているのは、もしかしたら「おんなごころ」に疎いせいかもしれない。女性は男性に何を求めているのだろうか。これまで数々のカップルを成立させてきた、婚活アドバイザーの植草美幸氏にお話をうかがった。
「女性との出会いがない」。これは、恋人がいない多くの男性が口にする言葉です。実は女性も同じように、「どこかにいい人がいないかな」と男性との出会いを待っています。
でも、お互いに出会いを待っているだけの「待ち子さん」と「待ち男くん」では、永遠に出会いはありません。最近は肉食系女子も増えていますが、女性は基本的には受け身。出会いがほしければ、男性側から積極的に働きかけるしかないのです。
彼氏がいない女性は、多かれ少なかれ「私なんて」という自己否定感を抱いています。だから、男性から声をかけられることは、自分が女性としてちゃんと認められているような気がしてうれしいもの。決して迷惑なことではないのです。 職場に独身の女性がいないなど、出会いが少ない人は、そのチャンスを少しでも増やす工夫をすることが大切です。お勧めはテニススクールやワインの試飲会など、女性会員が多そうな趣味のサークルやスクールに通うこと。共通の趣味をきっかけに、自然に会話を始めることができます。また料理教室なども、結婚したがっている女性が多く通っていますから、出会いの宝庫といえます。
では、具体的にどう声をかけるのか。基本は、「素直に自然に」です。いきなりデートに誘うわけではありませんから、最初は気軽に雑談すればいいのです。
とはいえ、いきなり「雑談」といっても何を話したら良いかわからないという人もいるはず。そこでお勧めなのが、女性が困っているときに声をかけること。職場であれば、重い資料を持っていてつらそうなときに、「5階まで運ぶの大変だよね、手伝うよ」といった具合に爽やかに話しかけます。こうした場面を何度か作ると、自然に話しかけるきっかけを作れますし、女性は「私が困っているときにいつも助けてくれる人」という印象を抱くので、好感度が上がりアプローチしやすくなります。
さて、女性とある程度親しくなったら、今度はアプローチに移ります。まずは、「一緒にお茶でもいかがですか?」と軽く誘ってみましょう。そのときに大切なのが、相手に深刻さを感じさせないようにすることです。さらに大切なのは、断られても深刻に受け止めないこと。「重い」と一度でも感じてしまえば、女性は逃げたくなります。むしろ、「残念!」といった具合に軽口をたたいて何食わぬ顔をしているほうが、女性側も次の誘いに応えやすいのです。
更新:11月25日 00:05