2018年05月11日 公開
2023年03月16日 更新
一方、人事部や情報システム部といった特定部門の、できればキーパーソンに直にアプローチしたい場合は、ピンポイント狙撃用リストとして以下のようなリストやサーチエンジンが有効だ。
ダイヤモンド職員録の最大の強みは部長の階層(企業によっては課長層)までキーパーソンのフルネームが把握できる点だ。2011年を最後に紙での出版からデータベースに変わったが、かつては部課長の出身校、自宅住所、趣味に至るまで掲載されており、重要案件を追いかける営業会社には欠かすことのできないリストと言われていた。
これらは「興味、関心がある」という前提があるだけに定期的にフォローするリストとして、使わない手はない。
交換した過去の名刺の所有権については議論の分かれるところだが、一度訪問して商談にならなかった会社情報を全営業パーソンから集めて作ったデータベースはそれなりの受注率があるリストとなる。
一度断られるとニーズのない会社に思えるが、その後状況が変わったり、営業パーソンのスキル不足が原因となっていたりというケースも少なくないからだ。
四季報も昔からの定番リストとして用いられていたが、執行役員まで掲載されており、キーパーソンへのアプローチができる役員四季報、人材系サービスなどでは就職四季報の方が使い勝手がよい。
国会図書館などの大型図書館の開架図書にある「〇〇工業連合会」といった年鑑や名簿は所在地、電話番号、代表者や担当役員の名があるので、ターゲットとなる業界があるなら、使いやすい。ただし鮮度に欠ける(古い)ことも少なくない。
レベル的には中級以上の技になるが、新聞記事というのは突破率、案件化率、受注率の高いリストになりやすい。ただし、数という面では多くはないし、大手、中堅偏ってしまうのはやむを得ない。
こちらも新聞記事同様、数に制約はある反面、業界が絞られているために、突破率、案件化率、受注率の高いリストなので、業界によっては定番リストになる。
電車の中刷り広告、交通広告、新聞チラシなども、量には限りがあるが、業界によっては受注率の高いリストになることがあるので、それらが対象となる可能性があるならば注意を払っておきたい。
「インターネット✕AI」で属性を絞ったアタックリストが安価かつ大量に入手できる ようになった。最近ではFutureSearch(FUTUREWOODS社)のような法人見込み顧客サーチエンジンも登場している。
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更新:11月22日 00:05