2017年09月22日 公開
2023年03月23日 更新
ただ、将来のお金に関する最大のリスクヘッジは「働き続けること」であり、そのターニングポイントは40代だという。
「長寿化により公的年金の支給年齢が引き上げられ、ほとんどの人が70歳、75歳まで働く時代になる。
では、今の仕事を本当に70歳まで続けられるか、心許ない人も多いはず。45歳を目処にセカンドキャリアについて考えるべきでしょう。
私がセカンドキャリアについて考え始めたのは42歳のとき。シンクタンクに転職して勤務を半分に減らし、空いた時間でさまざまな活動を始めました。その結果、執筆や講演など、定年後も食べていける仕事を作ることができました。『人生100年時代』を乗り切るためにはキャリアの見直しと、貯めたお金をシンプルに運用することと、両方のバランスを取ることが大事です」
『THE21』2017年9月号より
取材構成 吉川ゆこ
写真撮影 まるやゆういち
更新:11月23日 00:05