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大量のメールを一瞬でさばく 5つのノウハウ

2017年01月08日 公開
2024年10月02日 更新

平野友朗(日本ビジネスメール協会代表理事)

メールの無駄2 情報共有のメールが多すぎる

 メールを読む時間を短縮するためには、そもそも受信メールを減らすという手もあります。受信メールが増える元凶の1つが、CC などの共有メール。実は見ていないという人も多く、大量のメールに埋もれて重要な情報が伝わっていないことも。

 解決策は、共有すべきメールを結論や成果のみに留めること。共有メールの多くは、仕事の経過報告です。共有メールは、チャットのように使うのではなく、確定した事項のみを送るように社内やチームでルールを徹底するといいでしょう。

 

メールの無駄3 メールの仕分けが目的になっている

 受信したメールを細かくフォルダに分けている人がいますが、一般的に「仕分けるほど効率が悪くなる」傾向にあります。フォルダを開く手間が増えるうえに、フォルダが増えるほど見落としのリスクが高まるからです。

 仕分けはシンプルに「読まないメールだけ別フォルダに移動」がベスト。たとえば、メルマガなどの「すぐには読まないメール」や、定期報告など「返信不要のメール」を「別フォルダ」に分類します。

 一方、処理が必要な仕事のメールはすべて「受信トレイ」にまとめます。ここに届いたメールは、優先順位をつけず、着いた順に処理していきましょう。

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メールの無駄4 メールのやりとりが終わらない >

著者紹介

平野友朗(ひらの・ともあき)

一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事

ビジネスメールスキルの標準化を目指し、日本初のビジネスメール教育事業を立ち上げる。個人のメールスキル向上指導、組織のメールのルール策定、メールの効率化による業務改善や生産性向上などを手がける。行政機関、企業、学校などへのコンサルティングや講演・研修回数は年間150回を超える。さらに「ビジネスメール実務検定試験」を立ち上げ、ビジネスメール教育の普及に尽力している。

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