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食生活の改善だけでやせる!4STEPダイエット

2016年07月12日 公開
2023年05月16日 更新

森拓郎(rinato代表)

STEP1 自分の食習慣を振り返る

なかなか痩せられない人はまず、自分の食習慣を振り返ってみましょう。「かきこむような食事」をしていたり、「甘い飲み物」を飲むことが多かったりしませんか?
たとえば、朝は朝食抜きで通勤途中に缶コーヒー。昼は丼物かラーメンで済ませ、夜は外食か飲みに行く――。太っている独身男性にありがちなパターンです。
丼物やカレーライス、ラーメンなどは、「かきこむような」食べ方になりがちなメニューです。その多くは炭水化物がメイン。すぐに食べられて満腹感も得られる便利な食材ですが、頼り過ぎると必要な栄養素が不足し、代謝の低下に拍車をかけます。また、咀嚼回数が減るので、消化が悪くなるという弊害も懸念されます。
甘い飲み物が手放せない人は、飲み物から糖質を過剰に摂取しています。水やお茶に切り替えることをお勧めします。

 

STEP2 昼食を「魚料理の定食」にする

たんぱく質中心の食生活に切り替えるためにまずやるべきことは、昼食に丼物やラーメンを食べるのをやめて、「定食」にすることです。「それだけでいいの?」と思うかもしれませんが、先に述べた「かきこむような食事」がクセになっている人にとっては、これだけでも効果があります。
定食はおかずを日替わりで選べるので、必要な栄養素が摂りやすいことがメリット。また、丼物などと違って器を1回ずつ持ち替えることで、食べるスピードが落ちて咀嚼回数も増えるという効果もあります。牛丼が大好きという人は、まずは丼ではなく「牛皿+ごはん」にすることから始めてみても良いでしょう。

中でも魚料理の定食がベスト。特にイワシやサバ、アジなどの青魚には、内臓脂肪を落としやすくするDHAやEPAが豊富に含まれています。このとき、ごはんを少なめにして、卵や納豆などの高たんぱくの食材を1品プラスすると、さらに代謝アップに効果的です。

 

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著者紹介

森 拓郎(もり・たくろう)

〔株〕rinato代表取締役

1982年、滋賀県生まれ。大手フィットネスクラブを経て、2009年、「rinato」(加圧トレーニング&ピラティス)を東京・恵比寿にオープン。足元から顔までを美しくするボディワーカーとして、運動の枠だけに囚われない様々な角度からボディメイクを提案する運動指導者。ファッションモデルや女優など多くの著名人の支持を集める。著書に、ベストセラ―『ダイエットは運動1割、食事9割』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『食事10割で代謝を上げる』(ワニブックス)、『やめたい食べグセ』(ベスト新書)など多数。

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発売日:2024年11月06日
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