大森立嗣(おおもり・たつし)
映画監督
1970年、東京都出身。大学時代にな言った映画サークルをきっかけに自主映画を作り始め、卒業後は俳優として活動しながら新井晴彦、阪本順治、井筒和幸らの現場に助監督として参加。2005年『ゲルマニウムの夜』で監督デビュー。第59回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門、第18回東京国際映画祭コンペティション部門など多くの映画祭に正式出品され、国内外で高い評価を受ける。13年に公開された『さよなら渓谷』では、第35回モスクワ国際映画祭コンペティション部門にて日本映画として48年ぶりとなる審査員特別賞を受賞するという快挙を成し遂げる。その他の作品に『セトウツミ』(16)、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』などがある。