2019年07月16日 公開
「自分たちのやりたいことをやって、世の中の役に立つ」という仕事のやり方は、若い社員のモチベーションアップにもつながっていると大西氏は話す。
「自分たちが独自で立ち上げるプロジェクトは、当社では今回が初めてです。自分たちで考えてデザインしたポスターが、そのまま世の中に出て行く。そういった成功体験をいくつも重ねていくことが、若い社員のやる気につながっていると感じます」
「やらなければいけない仕事」が8割に対し、「やりたい仕事」が2割。このバランスが重要だということだ。
「このバランスを保つことで、楽しみながら仕事に取り組むことができるし、一人ひとりのスキルアップにもつながります。自分がやりたいことをどうやって仕事にしていくのか、その感覚を常に持ちながら仕事をしてほしいと思いますね。
正直なところ、このプロジェクトをマネタイズさせることは容易ではありませんが、社員のやりがいを高めるためにも大切な仕事だと感じています」
<『THE21』2019年7月号より>
更新:11月25日 00:05