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市場移転後、新しい「築地」の魅力を発信する!

2019年07月16日 公開

大西裕樹(ビックウエスト社長)

仕事の2割は自分で心からやりたいことを

「自分たちのやりたいことをやって、世の中の役に立つ」という仕事のやり方は、若い社員のモチベーションアップにもつながっていると大西氏は話す。

「自分たちが独自で立ち上げるプロジェクトは、当社では今回が初めてです。自分たちで考えてデザインしたポスターが、そのまま世の中に出て行く。そういった成功体験をいくつも重ねていくことが、若い社員のやる気につながっていると感じます」

「やらなければいけない仕事」が8割に対し、「やりたい仕事」が2割。このバランスが重要だということだ。

「このバランスを保つことで、楽しみながら仕事に取り組むことができるし、一人ひとりのスキルアップにもつながります。自分がやりたいことをどうやって仕事にしていくのか、その感覚を常に持ちながら仕事をしてほしいと思いますね。
正直なところ、このプロジェクトをマネタイズさせることは容易ではありませんが、社員のやりがいを高めるためにも大切な仕事だと感じています」

<『THE21』2019年7月号より>

 

著者紹介

大西裕樹(おおにし・ひろき)

株式会社ビックウエスト代表取締役社長

1977年、群馬県生まれ。東京都育ち。学生の頃から自主イベントを立ち上げ、大学卒業後はイベント会社に就職。2010年にビックウエスト設立。2年後には築地エリアに本社を移転し、以来エリア内で3度引っ越しするほど築地が好き。早くから新卒採用を実施し、若い人が活躍できるフラットな組織を目指している。寿退社以外では離職者ゼロが自慢。

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