2018年05月12日 公開
2023年03月16日 更新
(1)勉強を楽しむ「環境」を作る
自分の好きな場所、たとえば、カフェや居酒屋、図書館などを「MY自習室」としてしまおう。居心地のいい好きな空間であれば、自然と足が向き、集中して勉強に取り組むことができる。一人ではなかなかモチベーションが保てない人は、資格スクールに入学したり、SNSを通じて勉強仲間と情報交換をしたりして、モチベーションを自然に高められる環境に身を置くことも効果的。
(2)自分の「学習タイプ」を知る
どんな人にも自分の「学習タイプ」があり、それに合わせたスケジューリングが継続の秘訣。タイプは大きく「スロースターター型」「スタートダッシュ型」「バランス型」の3つ。スロースターター型はエンジンがかかるまで時間を要するので、最初は少しずつ始め、徐々に時間を増やす。スタートダッシュ型は意欲が高い初期に一気に勉強する。バランス型はコツコツ均等に、がベストだ。
(3)ゴールを「先取り」する
仕事でも勉強でも、まず「ゴールを定める」ことが重要。試験勉強を始める前に試験日を調べ、そこから逆算して日程表を作ろう。いい意味での危機感が得られ、勉強への集中力が増すはずだ。また、「合格体験記」を書くのもお勧め。その資格を目指す理由、努力の軌跡、将来展望などを書いていくことで、自分の中の目的意識がさらに強固になり、モチベーションを保つことができる。
『THE21』2018年2月号より
取材・構成:麻生泰子
更新:11月22日 00:05