2017年09月24日 公開
2023年03月23日 更新
では、そもそも「だるさ」とは、どのように引き起こされるものなのでしょうか。
だるさを感じる原因は、主に2つあります。
1つ目は、老廃物が排出されず、身体の中に蓄積されてしまうことです。
老廃物が溜まると、身体にさまざまな悪影響を及ぼします。たとえば、乳酸が体内に溜まれば筋肉痛になりますし、尿酸が溜まれば通風や結石などの原因になります。老廃物のスムーズな排出は、健康を保つために大変重要です。
ところが、老廃物を運ぶリンパ管には、ポンプ機能がありません。血管には心臓というポンプがあるので、寝ている間も全身に血液が巡ります。しかしリンパ管には、リンパ液を送り出す装置がついていないのです。
では、どうすればリンパ液が流れ、老廃物が溜まらないのかというと、全身運動で筋肉を動かすことです。
しかし、多くの人は、仕事で疲れたからといって、休日は身体を動かさずにゴロゴロして過ごします。それではますますリンパ液の流れが滞り、「休んだはずなのに、だるさが取れない」ということになります。つまり、「だるいから運動しない」というのは、逆効果なのです。
更新:11月22日 00:05