2017年07月14日 公開
2017年07月14日 更新
なぜか最近、路線バスで都内をめぐるテレビ番組がよく目に留まる。
ふらりと降りた停留所の近くを散策し、気になったお店にお邪魔する。
観光名所じゃない場所がほとんどで、あるのは様々な場所で営まれている「日常の風景」。
そんな折に見つけたこの雑誌。
都内を走る17路線で行ける、喫茶店や食堂、文房具店、靴屋、公園、博物館などを紹介している。
お気に入りは、都バス【草63】【上58】の「食う読む読む読む遊ぶ」。
「遊郭関連書籍専門店」「電子部品&古本店」「古書店」「新刊書店」「製本カフェ」「ブックカフェ」など、様々な本のお店が登場して、この2つの路線上だけで、こんなにもいろんな形態の本に関わるお店があるのかと、見ているだけでわくわくしてくる。
もともと、外の景色が見えるバスの移動は好きで、旅に出ても、なるべく地下鉄ではなく、バスで移動したい派(海外は慣れないと、なかなかハードルが高いけれど)。
でも、考えてみると、東京での移動は、いかに効率良く・速く目的地につけるかしか頭になかったような気がする。
サブタイトルは「休日ぶらっと30のプチトリップ案内」。
東京には、普通の日常を旅に変える可能性がたくさん眠っている。
丸々一日でなくても、ちょっと時間が空いたらバスに乗って、行ったことのない街をぶらりと歩いてみたいなぁ。
執筆:THE21編集部 K(「雑誌」担当)
更新:11月23日 00:05