2017年06月16日 公開
2023年04月06日 更新
チェックリストどおりに作業を進めても、ミスが起きることはあります。そこで、仕組み自体を改善していくことが大切です。ミスが出たら、その原因と防止策を明らかにして、次からは同じミスが起きないようチェックリストに反映させます。それを繰り返しながら、業務をミスなく進めるためのノウハウを蓄積していくことで、仕組みの精度を高めていくのです。
そのためには、ミスを隠すのではなく、ミスを組織内で共有することが大切です。私の会社では、「ミス撲滅委員会」をつくってミスの報告を奨励するとともに、ミスの内容と防止策をオンラインの「ミス報告シート」で誰でも見ることができます。
仕組みがあれば、ミスを防止できるだけでなく、最小の労力で最大の効果を上げることができます。ぜひ日々の業務で活用してみてください。
《『THE21』2017年6月号より》
更新:11月25日 00:05