2017年06月03日 公開
2023年04月06日 更新
30代後半~40代になると、20代と比べて体型に変化が生じる方が多いので、この機会にパターンオーダーを試してみると良いと思います。
それに加えて、この年代は服装を見直す節目としてちょうどいいのではないかと感じています。仕事でもプライベートでも立場が変わる時期で、管理職に昇進する方が多く、プライベートでは結婚したり、親になる人も多い年代です。
こうしたライフステージの変化に応じて、それまで着ていたものがしっくり来なくなり、年相応に落ち着いた印象や信頼度を与える服装が求められるようになります。20代から30代前半までは同じブランドでもいいでしょうが、40代を視野にいれたときに、体型の点からも相手に与える印象という点からも、ブランドごと見直してみましょう。
着こなしと同じくらい大事なのが、服や靴の手入れをする習慣を持つことです。良いものを着ていてもどこか残念な印象を与える人は、手入れを怠っていることが多いのです。
1日身につけたスーツや靴は、汗を吸い、ほこりや汚れがついています。外から帰ってきたらそれらを手入れし、休ませることが必要です。
まず、スーツにはブラシをかけましょう。豚毛など動物の毛でできたブラシは、繊維の中のホコリを落とし、繊維の向きを整えてくれます。その後、必ずハンガーにかけてしまいます。
靴にも軽くブラシをかけてほこりを落とし、型崩れを防ぐため、シューキーパーを入れておきます。スーツも靴も翌日は休ませ、違うものを身につけるようにしましょう。
服も靴もある程度良いものを買って、手入れをしながら大切に長く使うのが良いと思います。
《『THE21』2017年5月号より》
更新:11月10日 00:05