2017年04月04日 公開
2023年04月06日 更新
3日目 街歩きで歴史を味わう
10:00 那覇まちま~い(那覇市松川)
地元の人にも人気があるガイド付き街歩きツアー。各コース2時間前後なので男のひとり旅にちょうどいい。飛び込み参加も可能。
13:00 金城町石畳道(那覇市)
琉球王国の都・首里から沖縄本島南部へと通じる主要道路として造られた「真珠道(まだまみち)」の一部が残っている。琉球時代の散策を楽しめる。
14:30 壺屋やちむん通り(那覇市)
賑やかな国際通りから路地に入ると伝統工芸「やちむん(焼き物)」の店が軒を連ねる。" 自分土産" を購入し、帰路につく。
沖縄は、本島を中心に、160余りの島々から成る。1年をとおして温暖な気候や亜熱帯の壮大な自然に魅了され、何度も訪れる人が多い。
また、独特の文化を育んできた土地でもある。御嶽(うたき)や樋川(ひーじゃー)、拝所(うがんじゅ)といった伝統的な信仰の場所が、今でも各所に息づいている。
かつて琉球王国として栄え、古来、アジア各国との交易が盛んだった沖縄では、さまざまな文物が入り交じってきた。世界中に広まり、東京五輪の新種目にも採用された空手も、そうした沖縄の歴史の中で洗練されてきた文化だ。
沖縄は、日本人のルーツにも深く関わっているかもしれない。県南部の石灰岩採石場で、約2万年前にこの地で生きていた港川人(みなとがわじん)の化石人骨が発見されている。
昨年には「ガンガラーの谷」から世界最古の釣り針が発見されるなど、古代史のロマンを掻き立てられる。